共通ポイントサービス提供事業者は、一部事業者を除き、自社またはグループ企業間で通信回線やコード決済、クレジットカード、証券、保険、銀行、ECなど様々なサービスを提供し、いわゆる「経済圏」を構築している。各社は、経済圏として消費者が日常的に利用するサービスを複数提供することで、ユーザーとの長期的な関係構築を図り、顧客一人ひとりの生涯にわたる価値、つまりLTV(Life Time Value:顧客生涯価値)の向上を狙う。ポイントはその経済圏において、サービスの利用に応じて発行され、ユーザーへのサービス利用を促すなど、中心的な役割を果たしている。