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美白スキンケア市場について調査を実施、その結果を発表した。
【調査結果】
◆2023年の美白スキンケア市場は、前年比5.9%増の2,696億円。コロナ明けの外出増加やレジャー需要の回復が本格化したことを受けて、2016年以降では最も大きい伸長率となり、コロナ前の水準にまで回復している。ブランド別では、「メラノCC」(ロート製薬)、「HAKU」(資生堂)、「パーフェクトワン」(新日本製薬)がトップ3となったほか、多くのブランドがコロナ明けの追い風を受けて好調に推移している。また成分別では、従来から人気の高い『ビタミンC誘導体』の売上高が最も大きい一方で、『ナイアシンアミド』の増加傾向が顕著であり、2023年には『トラネキサム酸』を追い抜いてシェア2位となっている。
◆主要ブランドの近年の動向としては、シミ・そばかすに対するアプローチに加えて、“輝くような肌”への訴求が強化されている。また成分を打ち出したブランドが増加しており、その背景にはコロナ前に比べて“肌への効果”や“成分”を重視する消費者が増えていることが考えられる。さらに全方位から美白にアプローチする高機能商品も増えており、あらゆる面において美白を意識し、透明感のある肌を目指すケアがトレンドとなっている。
◆新商品の動向としては、スティック状美容液、朝用/夜用製品、機能性UVなどの増加が挙げられ、各社が美白スキンケアの使用場面をさらに拡大する商品を導入している。また製品コンセプトとしては、“美白ケア+α”を謳う多機能製品の展開が多くなっており、なかでも“美白×シワ改善“、”美白×毛穴” 、“美白×抗炎症”を打ち出す商品が増えている。
◆今後の展開としては、2024年に 「雪肌精」(コーセー)が新規美白有効成分『グリチルリチン酸ステアリルSW』を配合し、主力化粧水を刷新する予定となっており、成分重視の市場がさらに加速するとみられる。また、「メラノCC」などに代表される『ビタミンC』ブームや、”美白×シワ改善”のW効果が期待できる『ナイアシンアミド』の人気も継続する見通し。さらにSNSやインフルエンサーの影響によるセルフブランドの伸長に伴い、若年層における美白スキンケアの拡大も予想される。これらの点を踏まえて、2024年の同市場は2023年比5.0%増の2,831億円で推移する見通しとなっている。
◆当資料では、今日の化粧品のなかでも特に関心の高い美白化粧品(スキンケア)に焦点を当て、その市場動向をブランド別、種類別、成分別、価格帯別などさまざまな角度から徹底分析。美白スキンケアの今後の市場性と方向性についてレポートしている。
【調査要覧】
<調査対象企業>
・ 株式会社資生堂
・ 株式会社コーセー
・ 花王株式会社
・ 株式会社アルビオン
・ 株式会社ポーラ
・ オルビス株式会社
・ 株式会社富士フイルムヘルスケアラボラトリー
・ パルファン・クリスチャン・ディオール・ジャポン株式会社
・ ロート製薬株式会社
・ 株式会社ちふれ化粧品
・ 小林製薬株式会社
・ 第一三共ヘルスケア株式会社
・ P&Gプレステージ合同会社
・ 常盤薬品工業株式会社
・ 新日本製薬株式会社
【調査実査日】
2023年10月~2024年2月
<資料名>
2024年 美白スキンケアの市場分析調査
ービタミンC、ナイアシンアミド、新規有効成分など、成分推しの商品が市場の拡大を牽引ー
URL:https://www.tpc-osaka.com/c/beauty/mr210230624
発刊日:2024年2月29日 頒価:108,900円(税込)
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000295113&id=bodyimage1】
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【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
設立:1991年8月
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事業内容:マーケティングリサーチおよびコンサルティング、調査資料の作成・販売
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