このような脆弱性評価のリスク管理に対して、ソフトウェア部品表と呼ばれるソフトウェア管理手法の一つである、SBOM(Software Bill of Materials)が注目されています。SBOMは製品に含むソフトウェアを構成するコンポーネントや互いの依存関係、ライセンスデータなどをリスト化した一覧表を指します。経済産業省でも有識者や様々な分野の業界団体関係者を交えながら、SBOMの利活用等について実証や議論を行い、「ソフトウェア管理に向けたSBOMの導入に関する手引」を策定する等、適切な管理を行う必要性を提示しています。