美容室の口コミサイト「ヘアログ」( https://hairlog.jp/ )を運営する株式会社ノーマリズム(東京都目黒区)は、全国の20代~50代の男女を対象に、「美容院でのヘアスタイルの仕上がりに満足できなかったとき、それを美容師さんに伝えられますか?」のアンケート調査を実施しました。アンケート結果をもとに、美容院でのヘアスタイルの仕上がりに満足できなかった場合の消費者意識を調査・分析しましたのでご報告いたします。


■調査概要
調査対象: 全国の20代~50代の男女
回答数: 100名
調査期間: 2023年11月13日~ 2023年11月14日
調査方法: インターネット調査
調査結果URL: https://hairlog.jp/special/article/13267


■大多数が「伝えられない」と回答

Q. 美容院でのヘアスタイルの仕上がりに満足できなかったとき、それを美容師さんに伝えられますか?

・全く気後れなく伝える: 10%
・躊躇するが勇気を持って伝える: 16%
・ほとんど伝えられない: 40%
・我慢して全く伝えられない: 34%



【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000290127&id=bodyimage1


《全く気後れなく伝える》
・お金を払っているのだから、伝えて手直しして貰う。(20代/女性/大阪府/自営業、自由業)
・嫌み無く伝えることで次回はよりよくして欲しいから(30代/男性/東京都/自営業、自由業)
・担当さんとの付き合いが長く遠慮なくお互いに色々言い合える関係性が出来ているし、こちらはお金を払って希望の髪型をきちんとオーダーしているのだから、美容師さんもプロとしてこちらの要望に沿うのは当然だと思うから。(40代/女性/東京都/正社員)
・それなりの料金を払うので、言わないと損だし、言う権利はあると思うから。(40代/男性/東京都/パート、アルバイト)
・それも美容師さんの仕事だから(50代/男性/愛知県/正社員)

《躊躇するが勇気を持って伝える》
・あまり言いたくないがお金を払っているし後で後悔するのは嫌だと自分にいい聞かせて「~してほしい」とどのようにしてほしいか求めていることをやんわり伝えるようにしています。(20代/女性/埼玉県/会社経営、役員)
・せっかく美容院に来たのだから、満足のいく仕上がりを求めて良いと思うからです。ただ、どのように伝えたら良いか、しばらく頭の中で考えてから言葉にすると思います。(30代/女性/香川県/パート、アルバイト)
・気に入らない場合は、言ってくださいという雰囲気なお店なので、髪の毛をもっと軽くして欲しいとか言ってしまいます。また。娘が染めたとき、帰宅後あきらかに染まってなかったので、娘は、電話して、色が違う気がすると、伝えたところ、無料でまた染めてもらえました。言いづらいですが、言った方がよいと思ってます。(40代/女性/埼玉県/パート、アルバイト)
・美容師さんが気を悪くしないか躊躇すると思うが、こちらもお金を払っているので伝える。あくまで失礼な言い方にならないよう、でもはっきりと不満点がわかりやすいように。相手もプロなので、その辺は理解してくれると思う。(40代/男性/群馬県/パート、アルバイト)
・なるべく同じ美容院に通い続けたいので、自分の髪質をよくわかってもらうために気をつけてもらいたい事として知ってもらいたいと思います。また直してもらうためには、言うしかありません。自分自身も後悔しないためです。(50代/女性/兵庫県/専業主婦)

《ほとんど伝えられない》
・自分の注文したヘアスタイルとあまりにかけ離れていれば伝えますが、ちょっと位のイメージの違いなら許容して何も言いません。(20代/男性/東京都/正社員)
・仕上がりに文句を言うと美容師さんに失礼になってしまうと思っているので基本的には伝えないが、明らかにひどい髪型になったり、思い浮かべていた髪型とあまりにもかけ離れているものになった場合は、しっかり伝えないと後悔するから。(20代/女性/北海道/正社員)
・田舎なので、プライベートでその美容師さんとどこでどう繋がるか分からないため、少ししっくりこない程度なら、言わずにセットなどで何とかします。ただ、お金を払いたくないレベルで酷い場合には、きちんと伝えます。(30代/女性/福島県/専業主婦)
・美容師さんと話すことが苦手で、最初に自分の要望を詳しく言うのも恥ずかしくて伝えきれないので、自分が悪かったかなと思い、文句を言いにくいからです。(30代/女性/兵庫県/パート、アルバイト)
・仕上がりが気に入らないことはわりとありますが、関係が悪くなりそうでなかなか言えないですね。でも明らかにひどければ、あまり考えずに自然に言ってしまいそうだなと思います。(40代/女性/鳥取県/自営業、自由業)
・基本的には満足できなかった場合でも美容師さんにはっきり言うのは嫌な気分にさせるので伝えることができません。ただし明らかに酷いヘアスタイルの場合には伝えても言いと思っていますので、その時ははっきりと伝えます。(40代/男性/千葉県/自営業、自由業)
・人見知りでもあるし、中々満足できる髪型になることはないので仕上がりに妥協してしまう。今まで経験はないが、あまりにひどければ少し直してもらうお願いはすると思う(50代/女性/静岡県/専業主婦)
・毎回通っている美容室だと次回のことを考えると言いたくてもなかなか言えないから。(50代/女性/長野県/専業主婦)

《全く伝えられない》
・またやり直されるのもめんどくさいし、その後誰かと出かける予定を入れなければ結んで帰ればいいから。雰囲気も壊すし気まずい雰囲気になる方が嫌なので。(20代/女性/神奈川県/派遣社員、契約社員)
・自分の伝え方が悪かったのかなとも思うし、普段から嫌な事をはっきりイヤと言えない性格だから。切ってる途中で「ヤバい」と思っても何も言えずに最後まで黙っていて、帰って来てから泣く。(30代/女性/栃木県/正社員)
・いつもヘアスタイル雑誌を見ながらオーダーするが、「仕上がりがイメージと違った!」という場合でも、それを伝えたのは自分なので我慢する。前髪をもう少し切って欲しい、なども「自分であとから切れば良いか」と思ってしまって伝えられない。(30代/男性/愛知県/正社員)
・我慢いうか、その担当美容師さんだけではなく、他の美容師さんやお客さんにも気まずい空気にしてしまうかも、またこの美容室に来店するかも、など色々考えてしまい全く言えません。しかし、そういう風になった美容室をリピートする事は無いので、やっぱりあの時ちゃんと指摘すれば良かったなあと後悔します。(40代/女性/神奈川県/専業主婦)
・その場では嫌な気持ちで胸が詰まってしまい言葉がまとまらなくなるので、何も言えずに帰ってしまいます。仕上がりに耐えられなかった際は、その後すぐに他の美容院へ行き、整えてもらいます。(40代/女性/東京都/専業主婦)
・伝える事は中々できませんね?他の美容師さんもいる事だし恥をかかせる様な事はできませんその代わりもうその美容室には行きません。(50代/女性/兵庫県/専業主婦)
・無理です。その美容師さんの技術を否定してしまうような感じで、自信を失わせてしまっては大変と思うからです。黙って嘘でも満足と感謝で締めくくってきたことしか有りません。(50代/女性/熊本県/専業主婦)


■まとめ

「美容院でのヘアスタイルの仕上がりに満足できなかったとき、それを美容師さんに伝えられますか?」のアンケート調査では、『ほとんど伝えられない』と『我慢して全く伝えられない』を合わせると74%となり、大多数が”伝えられない”という結果でした。

“伝える”と回答した人の意見では、「お金を払っているので言う権利がある」「後悔したくないから」「言葉を選んで言う」といった意見が多く見受けられました。
“伝えられない”と回答した人の意見では、「自分の伝え方が悪かった」「気まずくなるのが嫌」「二度と行かない」といった意見が多く見受けられました。

大多数の人が美容師さんに不満足を伝えられずにいるという結果から、満足できない仕上がりに妥協していることが往々にしてあるということが分かります。
また、満足できない仕上がりに何も言わず妥協している人の一定数は、次回からその美容院に行かないと考えており、『無言の失客』が発生していることが分かります。

不満足を伝えない人よりも、不満足を伝えてくれる人の方がリピートしてもらえる可能性が高いのであれば、美容院及び美容師においては、不満足を伝えてくれる人の方が貴重と考えるのが良いのでは無いでしょうか。


■調査結果の引用・転載について

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■株式会社ノーマリズムについて

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情報提供元: Dream News
記事名:「 「美容院でのヘアスタイルの仕上がりに満足できなかったとき、それを美容師さんに伝えられますか?」のアンケート調査。