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青汁市場について調査を実施、その結果を発表した。
【調査結果】
◆2022年(2022年1月~12月実績)の青汁市場は前年比1.8%増の814億円となった。同年は、物価高騰の影響による節約志向の強まりやアフィリエイト広告の規制強化など市場環境が厳しさを増すなか、新規顧客獲得が好調に推移した企業がある一方、2年連続で減収となる企業があるなど明暗が分かれた。
◆規格別にみると、市場全体の約9割を占める一般食品は前年比0.5%減となった。同市場は業種を問わず様々な企業が参入している。商品数の増加を背景に競争は年々激しくなっており、新規顧客の獲得に苦戦する企業も少なくない。一方で、機能性表示食品は前年比42.9%増と大幅に伸長した。同市場は2015年の制度開始以降、拡大傾向が続いている。機能性表示食品は、野菜不足を補うという青汁本来の役割に加え、血中中性脂肪の減少や血圧低下、腸内環境改善といったプラスの健康価値をわかりやすく訴求することで、健康数値が気になる中高年層などの需要獲得に成功している。
◆2023年は前年比2.8%増の837億円となる見込み。同年も機能性表示食品が牽引する形で拡大が続く見通し。既存企業が商品ラインナップの拡充や販促活動の強化に取り組み需要喚起を図っているほか、世田谷自然食品が新たに市場へ参入。テレビCMを放映するなど拡販に注力しており、市場の成長に貢献することが予想される。
◆青汁は、野菜補給や健康維持を目的として主に中高年層に利用され、リピーター中心の成熟市場となっている。現在青汁を摂取している人は20~60代の1割程度に過ぎないことから、コアターゲットの取り込みに加えて、未利用者を開拓することができれば市場が大きく伸びる可能性がある。顧客との接点拡大のため、通販系企業では小売店向け商品を投入する動きや、総合通販モールに出店する動きがみられる。また、若年層向けの商品や嗜好性が高い商品、ドリンク等の摂取が容易な形状の商品を投入する動きもある。こうした施策がトライアル購買を喚起し、新たな顧客層の創出につながることが期待される。
◆当資料は、コロナ禍以降堅調を維持する青汁市場に焦点を当て、規格別、主原料別、形状別、タイプ別などから市場を多角的に分析するとともに、今後の市場性を明らかにしている。
【調査実査日】
2023年5月~7月
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000285184&id=bodyimage1】
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000285184&id=bodyimage2】
<資料名>
2023年 青汁市場の実態と展望
―成熟市場の新たな波、機能性表示食品の隆盛―
https://www.tpc-osaka.com/c/health/mr220230614
発刊日:2023年7月28日 頒価:108,900円(税込)
【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
設立:1991年8月
所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよびコンサルティング、調査資料の作成・販売
コーポレートサイト:http://www.tpc-cop.co.jp/
オンラインショップ「TPCビブリオテック」:http://www.tpc-osaka.com/
ISO27001認証書番号:IS598110
【本件に関するお問い合わせ】
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