このプロジェクトは、N型TOPConモジュールが東南アジアにおける大規模なフローティングソーラー発電所プロジェクトにおいて、典型的な事例を示すものとなりました。フローティングソーラー発電所の建設には物流、設置、運用保守に関する課題があり、浮体のコストや水面の準備などがBOS(Balance of System)コストの重要な要素となっていました。フローティングソーラー発電所では、モジュールの発電性能と安定性に対する要求が高く、本プロジェクトも30年のシステム寿命を見据え、その安定的な発電にはN型TOPConモジュールが重要な役割を果たしています。Tiger Neo N型TOPConモジュールは高い変換効率、優れたワット当たり発電量、低い劣化率、そして優れた動作温度特性を備えており、同じタイプのP型モジュールと比較して、フローティングソーラー発電所における発電量が5%から10%向上すると期待されています。