取引の大部分(82%)は実店舗で行われていますが、顧客識別が足りないので、小売業者は、顧客の嗜好を理解する上で、大きな「盲点」に直面しています。 Data Connect for Marketingは、カスタマー・データ・プラットフォーム(CDP)やカスタマー・リレーションシップ・マネジメント(CRM)ソフトウェアなどのユースケースによって、企業の外部ツールに簡単に統合できる構造化データセットを提供することで、この問題を解消します。 Salesforceは、顧客に基づいて決済が多いプロファイルを提供するためにインテグレーションを構築した最初のプレーヤーです。
Adyenのユニファイドコマースのグローバル責任者のBrian Dammeirは、次のように述べています。「オムニチャネル小売業者にとって、顧客体験を理解することは、大きな障害でした。Adeyenが提供するData Connect for Marketingをお使いになれば、単一の顧客プロファイルに豊富なデータを紐づけることで、実店舗とオンラインショップ間で異なる顧客体験のギャップを埋めることができます。企業クライアントが顧客ロイヤルティを構築して、既存のAdyenインテグレーション経由で、新規のカスタマイズと宣伝効果の機会を広げる際に、当社からのサポートが得られることを意味します。」
Data Connect for Marketingを採用することは、顧客を理解する際に、サードパーティからのデータソースに依存するのではなく、企業が独自のファーストパーティ決済データを活用して、包括的な顧客ビューを構築できることを意味します。 Adyenのデータによると、消費者の68%が、最も定期的に買い物に立ち寄る小売業者から、より自分の嗜好にあった商品の割引が受けられることを望んでいるとの回答が報告されているので、本機能は、企業がロイヤルティサービスを強化する大きな機会を提供します。 同様に、消費者のほぼ半数(48%)は、よりカスタマイズされた買い物体験を得られるよう、自分の嗜好やいままでの買い物行動を覚えている小売業者を好んでいることがわかりました。
AWWGのカスタマーケアグループ責任者、Angel Vázquez Cabezasは、次のように述べました。「当社にとっての最優先事項は、お客様をより深く理解することです。」Data Connect for Marketingは、複数の流通網で、場合によっては異なって登録されている、当社のシステムで買い物をしている個別の買い物客を特定する上で役立ちます。本当に関連性のあるタイムリーな体験を提供しながら、個人とより緊密に交流できることを意味します。」AWWGは、Pepe Jeans London、Hackett、Faonnableなどのグローバルブランドを傘下に持つファッショングループです。
Salesforceのエグゼクティブ・バイスプレジデント(EVP)、グローバルテクノロジーパートナー、Brian Landsmanは、次のように述べています。「決済データが持つ威力を活用することは、企業が包括的な顧客360度ビューを形成する際のゲームチェンジャーになります」「チームは、Data Connect for Marketingを採用することによって、Salesforce Commerce Cloudアプリケーションで優れた顧客体験をお届けできます」