株式会社インターナショナルシステムリサーチ(本社:東京都中野区、代表取締役:メンデス・ラウル/以下、ISR)は、CloudGate UNOシングルサインオン(SSO)ソリューションを通じてパスキーを含めたFIDOによるパスワードレス認証を継続してサポートすることを2023年6月9日に発表します。

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ISRは、フィッシングや中間者攻撃に強い耐性があるFIDO認証を用いたパスワードレス認証の普及・定着を目指し、2019年5月からFIDOによるパスワードレス認証サービスの提供を開始し、2020年12月からはFIDOによるパスワードレス認証をCloudGate UNOの標準機能として提供し続けております。

パスワードは、フィッシング攻撃やデータ漏洩の急増により、長い間セキュリティ上の懸念事項となっていました。そのような中、2022年3月にFIDOアライアンスがパスキーを発表しました。パスキーは従来のパスワード認証で必要だった「文字列を記憶する」ことや、「テキストボックスへ手入力」という手順を完全に削除し、人が仲介することなくブラウザが「ランダムな文字列」を送信します。

パスキーはパスワードのように書き留めることができず、サイト間で再利用できません。また、どのパスキーがどのサイトに属するかをブラウザが決定するため、パスワード認証に比べてフィッシングがはるかに困難です。

パスキーの登場から一年あまり、アメリカでは大手小売店(Best Buyなど)、政府機関(login.govなど)、金融機関(Paypalなど)でパスキーのサポートが進んでいます。
そして2023年6月5日(米国時間)、GoogleがGoogle WorkspaceおよびGoogle Cloudアカウントにおいてパスキーのサポートを発表しました。このように、IT業界のリーダーもまた、安全な認証の未来を目指し、FIDO認証を採用していることが再確認されました。

FIDOアライアンスのエグゼクティブディレクターであるアンドリュー・シキアー氏(Andrew Shikiar)は以下のように述べています。
"As the industry sees more passkey support announcements, we believe adoption rates of passwordless authentication will dramatically increase,"

"We greatly appreciate ISR's commitment to supporting FIDO2 protocols through CloudGate UNO and encourage ISR customers to leverage this functionality as soon as possible.”

「業界では、パスキーのサポート発表が増えるにつれ、パスワードレス認証の採用率が劇的に上昇すると考えています。」

「我々は、ISRがCloudGate UNOを通じてFIDO2プロトコルをサポートするというコミットメントを大いに評価し、ISRのお客様ができるだけ早くこの機能を活用することを推奨します。」

現在、ISRではCloudGate UNOの全プランにおいてFIDOによるパスワードレス認証機能を追加費用なしで提供しております。このパスワードレス認証は、今回Googleがサポートを表明したパスキーを使ったサインイン方法と全く同じ、シンプルな手順になります。

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このように4つのステップでサインインが完了しますが、CloudGate UNOはSSOサービスですので、Googleアカウントに限らず多数の連携サービスへのサインオンが可能になります。

ISRは今後もより多くのクラウドサービス業者がパスキーのサポートを表明することを期待します。また、FIDOによるパスワードレス認証の提供を開始してから2年余の実績やノウハウを生かして、企業やサービス業者のパスワードレス導入支援を行ってまいります。

*本プレスリリース内の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

◆ CloudGate UNOについて
CloudGate UNOは、柔軟なアクセス制限と強固な認証で安全性と利便性を両立させたアイデンティティ管理プラットフォームです。ゼロトラストに対応したシングルサインオンで企業の大切な情報資産をサイバー攻撃の脅威から守ります。また、FIDO2(*1)を利用したパスワードレス認証やスマートフォンアプリによる生体認証などのゼロトラストMFAでセキュリティを高めることができます。稼働率99.99%以上の運用実績を誇り、アイデンティティ管理プラットフォームとして重要となるサービスが止まることがない安定した稼働でお客様から信頼いただいています。

IT製品レビュープラットフォーム「ITreview」において、顧客満足度と製品認知度ともに優れた製品であると評価され、「ITreview Grid Award 2023 Spring」のシングルサインオン(SSO)部門、ID管理部門、多要素認証(MFA)部門の3部門で「Leader」として表彰されました。

(*1)FIDO2(Web認証)は、W3CのWeb認証仕様(WebAuthn)とFIDOアライアンスのデバイス間連携仕様(CTAP)から成る技術仕様で構成され、生体認証などを利用してウェブブラウザーを通じたオンラインサービスへの安全なログインを実現します。FIDO2を利用した認証では、パスワードの代わりにFIDO2認証器を使用することで、パスワードを使わない認証が可能になります。
CloudGate UNO 製品サイト:https://www.cloudgate.jp/lineup/uno.html

◆ 株式会社インターナショナルシステムリサーチについて
1993年、東京に設立されたインターナショナルシステムリサーチ(ISR)はインターネット黎明期の頃からWebシステム開発に着手し、常に時代の要請に即した製品開発、システムインテグレーション、各種コンサルティング業務など様々なソリューションを提供してまいりました。現在は主力事業をCloudGate UNOに一本化し、2008年のサービス開始以来、15年のサービス運用実績があり、現在では約1,600契約(2023年3月末時点)を頂いております。
コーポレートサイト:https://www.isr.co.jp/



配信元企業:株式会社インターナショナルシステムリサーチ
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情報提供元: Dream News
記事名:「 CloudGate UNO、パスキーを含めたFIDOによる パスワードレス認証の継続サポートを発表