常州市(中国) 2023年5月23日 /PRNewswire/ -- 第50回米国電気電子学会(IEEE)太陽光発電専門家会議(IEEE PVSC)は、このほど、Trina Solar(トリナ・ソーラー)社で技術リーダー兼技術担当副社長を務めるYifeng Chen博士に2023年度IEEE Stuart R. Wenham Young Professional Awardを授与すると発表しました。受賞理由は、太陽光発電エネルギー変換の科学および技術における優れた功績です。

IEEEは、米国ニューヨークに本部を置の世界最大の専門技術団体であり、1963年に設立されています。Young Professional Awardは2014年に設立され、その後Stuart R. Wenham教授を記念してIEEE Stuart R. Wenham Young Professional Awardと改称されました。この賞は毎年、PV材料、デバイスやモジュール、システムに関する研究を含む、太陽光発電エネルギー変換の科学と技術に多大な貢献をした個人に授与されます。

Chen博士は、トリナ・ソーラー社の技術リーダーとして研究開発部隊を率いており、技術革新と量産移行に注力しています。同社はこれまで、太陽電池の変換効率とモジュール出力に関して25もの世界記録を樹立しています。210mmのn型i-TOPConセルの変換効率は量産品で25.3%に達しており、顧客と太陽光発電産業に利益をもたらしています。

第50回IEEE PVSCは、6月11日に米国プエルトリコのサンフアン市で開催予定です。Chen博士はこの受賞に際し、210mmのn型i-TOPConセルとモジュールの高性能化について大体的に口頭説明を行う予定です。同博士は、「この賞は、トリナ・ソーラー社、特に研究開発チームのすべての研究者に対する評価でもあります。今後、高効率技術の産業化をさらに加速させ、高効率かつ信頼性の高いVertexモジュールの適用を推進してく所存です」と述べています。

なお、Chen博士は、「SiliconPV Award」(SiliconPV conference、ハーメルン(ドイツ))、World Conference on Photovoltaic Energy Conversion(WCPEC、京都(日本))において「Young Researcher Award」も受賞しています。

今回の受賞は、Chen博士とチームの高効率太陽電池およびモジュールに関する研究開発における功績に対する高い評価の現れであり、太陽光発電技術分野におけるトリナ・ソーラー社の世界における確固たる地位を示したものです。トリナ・ソーラー社は、n型i-TOPCon技術を用いた先進的な高効率210/210R製品の研究開発を強化し、より優れた性能とより高い価値を持つ製品を開発して世界各国のお客様に提供していきます。





配信元企業:Trina Solar Co., Ltd
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情報提供元: Dream News
記事名:「 トリナ・ソーラーのYifeng Chen博士、IEEEのStuart R. Wenham Young Professional Awardを受賞