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※ パイロット版は一部機能を制限(本日より提供開始)。正式版は4月末より提供開始予定。
プリント基板は、一枚の板の表面に、ICチップや電子回路等の小さく細かい部品が多数配置された部品で、電子機器の多くに用いられています。プリント基板に正しく部品が配置されているかどうかの検品作業は、これまで専用の高価な検査装置を用いるか、人の目で見て行う場合がほとんどでした。近年はAIによる自動検品も行われていますが、AIに正しく検品させるためには、数百枚の良品画像と不良品画像による事前学習が必要で、大量の不良品画像の収集には手間と時間がかかるうえ、用意できる画像の種類によっては、検品の精度にばらつきが出てしまうといった課題がありました。
「イノベース -Inspection-」は、プリント基板検査に特化した、高精度なAI検品を提供する月額料金型のクラウドサービスです。最短二週間で導入が可能で、30~100枚程度の正常画像を、AIにワンクリックで自動取り込みし、数時間で学習を完了します。学習終了後は、キズやゴミ付着といった検査について、髪の毛の10分の1の太さに匹敵する5ミクロンの異常まで、AIが自動で判定します。また、検査と同時にバーコードやQRコードによる基盤の個体識別も可能で、製品ごとの不良品率を算出する等、検品結果をデータ解析に役立てることもできます。目視で検品していた場合の作業の効率化はもとより、従来必要とされていた膨大な数の不良品画像収集の手間と、AI技術者が行っていた、AIへのデータ取り込みにかかる時間も削減することから、目視、AI双方の検品作業の効率化および自動化に貢献します。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000277541&id=bodyimage1】
本サービスの無料トライアルを受け付けています。詳しくは下記サイトからご確認ください。
https://www.jbcc.co.jp/lp/inspection/
■ イノベースについて
本サービスを提供するのは、JBグループ※1の社内起業制度により発足した新規事業「イノベース」( イノベーションを起こす場所 = Innovation + Base )です。イノベースには、Kaggle(カグル※2)のコンペ※3において上位1%に入賞したエンジニアをはじめとする、高スキルのAIエンジニアが所属しています。「AIの力で日本の中堅・中小企業を元気にしたい」をビジョンに、今後は、物体検出や人数カウントのような画像認識の拡張や、基幹システムのデータを利用した需要予測など、AIを活用した新たな付加価値サービスに挑戦していく予定です。また、イノベースでは、自社開発AIサービスの提供だけでなく、データ分析や活用まで含めたトータルな支援を行い、中小企業のAI活用促進に貢献します。
※1 JBCCホールディングス株式会社及び事業会社の総称(https://www.jbcchd.co.jp/corporate/group/)
※2 世界中の機械学習者とデータサイエンティストで構成されている、業界最大規模のコミュニティ
※3 技術者が、与えられたデータ分析の課題を解析し、その精度を競うコンペティション
■ JBCC株式会社について https://www.jbcc.co.jp/
クラウドサービスを中心にシステムの設計から構築、運用までを一貫して手掛ける総合ITサービス企業です。超高速システム開発を特長とし、セキュリティ・AI・RPA等のサービスとともに、お客様のシステムの課題を技術力とスピードで解決します。
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