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特定非営利活動法人映画甲子園が全面協力している高校生のためのアニメコンクールHighschool Animation Competition (HAC2022)の審査発表及び表彰式が2023年3月11日に行なれましたのでご報告いたします。
3月11日には東京工芸大学中野キャンパス内で映画プロデューサーの奥田誠治さん、アニメーター・演出家の数井浩子さん、アニメーションディレクターの伊藤有壱さんとアニメーション演出家の奥田誠治さん(代理人:奥田瑞穂さん)の審査員が列席し審査発表と表彰式が行なわれました。
今年もまだコロナでの自粛傾向が強く、学校での活動が制限される中でしたが、応募された作品のレベルは高く、内容の充実した授賞式となりました。審査員が全員一致でグランプリに選んだ「大樹の子」(だいきのこ)は、音楽だけの構成で、様々なキャラクターが登場してカラフルで見ごたえのある作品に仕上がっていました。審査員からは「壊れてしまう命、与えられた命、そして自然に対する世界観などが短い時間で上手に作られていた。この作品は、どの国の人たちにも受け入れられ共感を呼ぶ表現と内容だった。」と評価されました。そのほかにも魅力ある作品が選ばれましたが、特に東京工芸大学賞に選ばれた善通寺第一高校の「碧(あお)さながら」は、同校デザイン学科29人の合作による若き空海の話となっており、あまりにも大きな作品だったために完成が遅れて予告編での出品になってしまいました。春には完成予定なので、次回の大会には必ず完成作品が応募されると期待されます。様々な楽しい作品が上映された表彰式のあとに、審査員の先生たちによるティーチインや参加生徒たちからの質疑応答で、充実した大会となりました。なお、表彰式の動画や受賞作品は、ハイスクール・アニメーション・コンペティション2022のサイトからご覧になれます。https://www.animehac.com/

受賞作品は以下の通りです。(敬称略)
〇グランプリ
「大樹の子」神田 智鞘(かんだ ちさや)、東京都立総合芸術高等学校3年
〇準グランプリ
「カムヤシロノ、イバシ」萱橋 桜(かやはし さくら)、茨城県立笠間高等学校3年
〇特別賞
「春を知る」杉園 瞳(すぎぞの ひとみ)、日本大学豊山女子高等学校3年
〇プロデューサー賞
「一輪咲いても花は花」磯山 泰助(いそやま たいすけ)、茨城県立笠間高等学校3年
〇数井浩子賞
「往く日々を」渕上 廣亘(ふちがみ ひろと)、佐賀県立武雄高等学校2年
〇伊藤有壱賞
「Collowna」小野 翔音 アレン(おの しょうおん あれん)都立総合芸術高等学校2年
〇奥田誠治賞
「Copper pheasant who loved Monstera」干川 未琴(ほしかわ みこと)茨城県立笠間高等学校3年)
〇東京工芸大学賞
「碧さながら」(あお さながら)岡井 莞志(おかい かんじ)香川県立善通寺第一高等学校3年
以上です。

【NPO法人映画甲子園について】
特定非営利活動法人映画甲子園
理事長:白川洋次郎
設立年月日: 2012年8月9日
主たる事務所:埼玉県所沢市山口137-39 春野台コーポ102
HP: http://www.eigakoushien.com/
事業内容:高校生のための映画コンクールの実施運営、映画制作に関するセミナー、シンポジウム等の開催、映画による国際交流
【ハイスクール・アニメーション・コンペティション委員会】
今年、Highschool Animation Competitionの大会実施のために作られました。
事務局長;三善和彦(東京工芸大学名誉教授)
運営主管:特定非営利活動法人映画甲子園
活動内容:高校生のためのアニメーションコンクールの実施運営、アニメーション制作に関するセミナー、シンポジウム等の開催、アニメーションを通じた国際交流
HP: https://www.animehac.com/

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配信元企業:特定非営利活動法人映画甲子園
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情報提供元: Dream News
記事名:「 今年の高校生のアニメコンクール「ハイスクールアニメーションコンペティション2022」の グランプリ・神田智鞘(かんだ ちさや)さん(都立総合芸術高等学校3年)「大樹の子」が素晴らしい傑作でした