公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団が運営する大分県立美術館では、コレクション展IV造形紀行「デザイン」の楽しみを開催します。本展では「デザイン」を幅広い視点から捉え、所蔵品にみる「デザイン」の諸相を紐解きます。
https://www.opam.jp/exhibitions/detail/799

概要
「デザイン」とはなんでしょうか?答えはひとつではありません。「デザイン」には「図案」「模様」「設計」「造形」「構想」など多岐にわたる意味があり、「描く」(draw)や「計画する」(plan)などの行為も表します。創造的な営みという点で「デザイン」はいつの時代も美術と切り離せない存在です。大分県立美術館の所蔵品に、二つの特別出品を加えることにより、コレクション+αの充実した内容で、絵画、版画、ポスター、ブックデザインなど多岐に渡るジャンルから「デザイン」の魅力をご紹介します。本展が「デザイン」について考える一つのヒントになれば幸いです。

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みどころ1 デザイン好きは必見!
大分市内に店舗を構える古書店・カモシカ書店より、大正から戦後にかけて木版画や装幀の分野で活躍した恩地孝四郎の貴重な本や資料を出品し、当館の版画と交えてご紹介します。「デザイン」の先駆けともいえる恩地孝四郎多元的な創作の展開を、大正期に活躍した東郷青児の作品やMAVO関連資料とあわせてご覧いただきます。



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みどころ2 アイデアがいっぱい!
大分県立芸術文化短期大学より、亀倉雄策、田中一光、永井一正ら戦後日本のグラフィックデザインをリードしたデザイナーたちによるポスター(復刻版)を出品し、磯崎新、横尾忠則ら当館が所蔵する版画作品とともに、アートとデザインが交わった時代を振り返ります。

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会期 2023年2月2日(木)~ 4月10日(月)
休展日 3月8日(水)
前期 2月2日(木)~ 3月7日(火)
後期 3月9日(木)~ 4月10日(月)
会場 大分県立美術館3階コレクション展示室
開館時間 10:00~19:00 金曜日・土曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
観覧料 一般300(250)円、大学・高校生200(150)円
※2月11日からは、1階で開催する「イメージの力 河北秀也のiichiko design」展の半券でコレクション展が無料でご鑑賞いただけます。

関連イベント
びびコレクション展オープニングレクチャー
日時 2023年2月2日(木)14:00~15:00
展覧会開幕日に大分県芸術文化友の会 びび会員の方を対象に担当学芸員(木藤野絵)によるギャラリートークを行います。
※予約不要
※KOTOBUKI・TAKASAGOは要会員証、UME・MEJIROは要観覧券

スペシャルギャラリートーク
※予約不要・要観覧券
本展に貴重な資料をお貸出いただいた方々をお招きし、作品や背景について学びます。
(1) 恩地孝四郎とその時代
ゲスト:カモシカ書店 岩尾晋作
日時 2023年2月26日(日) 14:00~15:00
2023年3月18日(土) 18:00~19:00

(2) 戦後のデザインとアート
ゲスト:大分県立芸術文化短期大学美術科教授 西口顕一
日時 2023年3月12日(日) 14:00~15:00

学芸員によるギャラリートーク
※予約不要・要観覧券
日時 2023年2月12日(日)、3月26日(日) 各日14:00~15:00
2023年2月17日(金)、4月2日(日) 各日18:00~19:00



配信元企業:公益財団法人 大分県芸術文化スポーツ振興財団
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情報提供元: Dream News
記事名:「 大分県立美術館コレクション展IV 造形紀行「デザイン」の楽しみ  開催のお知らせ