みんなのぴったりサイズ研究所では、株式会社クロス・マーケティングの協力のもと、アパレルEC利用者200名(以下利用者という)と全国のアパレル企業従事者200名(以下従事者という)に対し、アパレルECに関する調査を実施いたしました。

今回の調査では、アパレルECにおける課題が「試着できないこと」、失敗要因が「サイズが合わなかったこと」であることを鑑み、「試着できないこと」の解決のために必要なサービスという点に着目いたしました。

結果、「試着できないこと」の解決に必要だと考えるサービスは、従事者、利用者ともに、「返品・交換無料サービス」が最多となりました。また、次点として「ユーザーに最適なサイズをおすすめするツール」に注目していることがわかりました。こうしたサービスを活用してサイズ問題を解消していくことは、今後もアパレルECにとって重要であると考えられます。

また、ポストコロナの時代においても利用者の45%が「検討・購入時ともにアパレルECを積極的に利用したい」と回答し、EC需要は継続することがわかりました。また、従事者は「ECと店舗の両方に同じくらい注力したい」という意向を持っていることがわかりました。

なお、バーチャル試着ツール提供会社5社の認知度と国内における導入シェアを調査したところ、認知度・導入シェア、共にunisize(ユニサイズ)が最多となりました(4年連続)。

<みんなのぴったりサイズ研究所とは>
アパレルEC市場の高まりを受け、近年取り組みの進むサイズ課題に関し検証・提案を行うべく、株式会社クロス・マーケティングの協力のもと、2019年10月に発足いたしました。

<調査概要>
・調査期間:2022年10月18日~10月19日
・調査結果発表日:2022年11月24日
・調査手法:インターネット調査
・実施主体:みんなのぴったりサイズ研究所
・調査機関:株式会社クロス・マーケティング
・調査名:アパレルECに関する調査
・調査対象:アパレルEC利用者(インターネットで洋服を購入した事のある男女200人)、アパレル企業従事者(アパレル企業に従事する男女200人)

<調査結果>
1. 利用者は「ポストコロナの時代においても検討・購入時ともにアパレルECを積極的に利用したい」が最多

利用者は、ポストコロナのアパレルECの利用において、「検討・購入時ともにアパレルECを積極的に利用したい」が最多で45%。また、ECと店舗を併用したいと回答した利用者は18%であった。従事者は、「ECと店舗の両方に注力したい」が最も多く、38%であった。

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2. アパレルECの課題は利用者、従事者共に「試着できないこと」が最多

アパレルECにおける課題は利用者、従事者共に、「試着できないこと」が最多でおよそ80%であった。また、利用者がアパレルECで購入後に失敗したと感じる理由は「サイズが合わなかった」が最多で、67%であった。

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3. 「試着できないこと」の解決に必要だと考えるのは、「返品・交換無料サービス」が最多

従事者、利用者ともに、「返品・交換無料サービス」が最多。次点は「ユーザーに最適なサイズをおすすめするツール」であった。このほか、利用者が「商品情報の充実」、「ユーザーのレビュー」に注目する一方で、従事者は「ウェブ接客ツール」や「コーディネート写真」を重視しているというギャップも見受けられた。

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4.バーチャル試着ツールの認知度はunisize(ユニサイズ)が最多
ECサイトにおけるサイズ不安の改善に着目したバーチャル試着ツールを提供する5社の認知度を従事者と利用者に調査したところ、「知っている」と回答したサービスは、ともにunisizeが最多であった。

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5.バーチャル試着ツールの国内における導入サイト数シェアはunisize(ユニサイズ)が最多
バーチャル試着ツールを提供する5社の導入サイト数のシェアを比較した結果、unisizeが最多であった。(※みんなのぴったりサイズ研究所調べ)

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配信元企業:みんなのぴったりサイズ研究所
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情報提供元: Dream News
記事名:「 「ECで試着できないこと」の解決に必要なサービスとして 「返品・交換無料」、「最適なサイズをおすすめするツール」に対する関心高く