株式会社幻冬舎のグループ会社、株式会社幻冬舎メディアコンサルティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:久保田貴幸)は、『異端のイノベーション』(木下淳之著)を2022年10月18日に発売いたします。
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赤、青、緑
ステンレスをカラフルに発色させるオロル処理。
世界唯一の技術は、どのようにして生まれたのか
政治家秘書を経歴にもつ異端児が挑んだ
業界の常識を覆す変革の数々

――「メッキ屋などどこにでもある。価格を下げないなら、同業他社に乗り換える」
衆議院議員秘書を経験したのちに家業であるメッキ会社に入社した著者は、発注元の強硬な態度を目の当たりにして憤りにも近い悔しさを覚えていました。
「下請け業者イコール相手の言いなりになる者」というこの構図は、メッキ業界に限らず今日の多くの日本の中小企業で見られることです。
こういった構図や自社の立場を理解していなかった著者は、この関係を覆すのが極めて困難だということとは夢にも思いませんでした。
――メッキ屋などどこにでもあるというなら、特色をもつメッキ屋になればいい。
コモディティ化した製品の価値向上を実現してみせようと本気で思ったのです。
そして、「ステンレスをカラフルに発色させる」という誰もが実現不可能と思っていたことを成し遂げたのでした。
本書は、著者が素人であるが故の異端の発想でさまざまな困難を乗り越え、ステンレスをカラフルに発色させる唯一無二の技術をもつ企業へと変革させた軌跡をまとめています。
下請け構造からの脱却に悩む中小企業経営者にとって、製品に付加価値を与え特色をもつ企業へと進化させるためのヒントが得られる一冊です。

【書籍情報】
書 名:『異端のイノベーション』
著 者:木下 淳之(きのした あつし)
発売日:2022年10月18日
定 価:1,500円(税込価格 1,650円)
体 裁:四六版・並製/194ページ
ISBN :978-4-344-93234-0

【目次】
第1章 「ステンレスはなぜ銀一色しかないのか?」
    ――日常の風景にこそビジネスのヒントは眠っている
第2章 「反骨精神」がブレイクスルーにつながる 疲弊しきった業界に革命を起こせ
第3章 「素人発想」がコモディティ化脱却のヒント 異業種上がりの視点を活かせ
第4章 自らの美意識を貫き通せ 「異端」の経営がイノベーションを生み出す
第5章 水素エネルギー社会への挑戦 既存技術を昇華させ新たなマーケットを切り開く
第6章 辺境こそ革命の中心地 地方中小企業は世界に向けて自らの技術を発信せよ
対談  隈 研吾 氏×木下 淳之

【著者プロフィール】
木下 淳之(きのした あつし)
オロル株式会社 代表取締役社長
鳥取県出身。1993年湘南工科大学情報工学科卒業、同年衆議院議員秘書。当時代表取締役会長を務めていた父の頼みで鳥取に戻り、2011年アサヒメッキ入社。主に能率管理(インダストリアルエンジニアリング〈IE〉)を担当。製品・サービスの価値向上のためVE提案などの交渉も行うほか、職場環境の改善・改革を推進している。2012年専務に就任。色調を均一化しながらステンレスを発色させる世界初の技術を開発し、2018年オロル株式会社設立。

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配信元企業:株式会社幻冬舎メディアコンサルティング
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情報提供元: Dream News
記事名:「 下請け構造の疲弊しきったメッキ業界に風穴をあけたのは 異業種上がりの「素人発想」だった『異端のイノベーション』2022年10月18日発売!