ビネット&クラリティ合同会社(本社:神奈川県横浜市、代表:安田翔也、以下ビネクラ)と東京ファッションテクノロジーラボ(本社:東京都渋谷区、代表:市川雄司、以下TFL)は、テクスチャデータのタイリング加工を行う画像処理ソフト「vcStitching(ブイシースティッチング)」の提供を2022年9月より開始しました。

タイリング加工ソフト「vcStitching」チュートリアル
https://vigne-cla.com/vcstitching-tutorial/

3D仮想空間や3Dアバターの普及に伴い、企業・個人を問わず写真からテクスチャデータを作成する需要も高まっています。とりわけ、3D仮想店舗に陳列される商品にとってテクスチャの品質は訴求力に直結する重要な要素です。カメラやテクスチャ・スキャナを用いて実物の表面をスキャンした場合、3Dモデル表面にテクスチャをタイリングした際に境目が不自然に見えることがあります。これは、テクスチャデータの縁の明るさが不均一であることや縁の柄の接続性が悪いことに起因します。

そこで、ビネクラとTFLはテクスチャの明るさと歪みを補正するソフトウェア「vcStitching」を共同開発し、2022年9月に公開しました。本ソフトはテクスチャデータセット(カラーマップと付帯する法線マップ等)に対して、明るさを均一にし、上下方向および左右方向の柄の接続性を高めることでシームレスなタイリングを支援します。布、金属、壁材、食材など幅広いテクスチャを対象にする他、Webサイトの背景画像にも適用できます。



【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000266325&id=bodyimage1

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000266325&id=bodyimage2

vcStitchingの有無によるタイリング結果の比較


ビネクラとTFLは2020年8月より3Dモデルのテクスチャ表現に関する共同研究を行なっており、低価格のファブリック・テクスチャ・スキャナ「NOCTAS(ノクタス)」を2021年10月に販売開始しました。企業・個人を問わず高品質な3Dモデルを活用できる世界を目指し、ハードウェアとソフトウェアの両側面で研究開発を行なっています。

■ビネット&クラリティ合同会社
2018年7月に創業した、機械学習、最適化、3Dモデルを用いた研究開発を行う「東京工業大学発ベンチャー」認定企業。足の動画から遠隔測定を行う「Shoe-Craft-Terminal」、膨大な組み合わせの中から効率的に最適解を導くソフト「vcopt(ブイシーオプト)」を展開する他、数理モデルや画像処理技術も駆使して研究開発支援を行う。東京工業大学と連携して中高生向けの科学教育活動も行う。

<本プレスリリースに関するお問合せ先>
ビネット&クラリティ合同会社
お問合せフォーム:https://vigne-cla.com/access/

■東京ファッションテクノロジーラボ
株式会社TFLが運営するファッションテックスクール。変革期にあるファッション業界の人材育成を目的に2017年4月原宿で開校。ファッション業界はじめ、ICT、通信業界など異業種で働く社会人の転職、創業目的や大学生などのWスクール受講が可能なハイエンドスクール。

<本プレスリリースに関するお問合せ先>
東京ファッションテクノロジーラボ
Tel : 0120-900-926
Fax : 03-6721-0380
Email : gofashion[at]tfl.tokyo



配信元企業:株式会社TFL
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情報提供元: Dream News
記事名:「 ビネット&クラリティ合同会社と東京ファッションテクノロジーラボがテクスチャデータのタイリング加工ソフト「vcStitching」を公開