著者の千森 麻由 氏は、日本の方々が『ニャンドゥティ』を知り、制作を楽しむことでパラグアイへの還元に繋がるようにと、普及活動の売り上げ金の一部をパラグアイ子供支援団体に寄付し続けています。その取り組みや活動が認められ、AERA with Kids 公式アンバサダー、日経クロスウーマン公式アンバサダーへの就任や、Asia golden star award2022 女性企業家賞を受賞しています。 現地では多くの人々から親しまれている伝統手芸『ニャンドゥティ』ですが、そのカラフルで色彩溢れるレースのモチーフは日本でも近年人気が高まっています。 ニャンドゥティとは、パラグアイの言葉で「クモの巣」を意味します。その名の通り、とても繊細なレース編みで、南米らしい、色とりどりの色合いが魅力的な伝統手芸です。 本書では多種多様なモチーフの中から厳選した50作品が掲載されています。しかも一つひとつの作り方はすべて型紙付きで、基礎技術も写真でわかりやすく説明されており、はじめての方でも理解しながら進めることができます。小さい作品ならわずか30~40分で完成することができます。 また、100円ショップで売られている材料だけで作ることができるため、初心者でも気軽に始めやすい手芸になります。ピアスやイヤリング、ネックレスなど、アクセサリーとして身に付けても可愛いですが、モチーフをクッションやTシャツ、ポーチなどにつけて、自分だけのオリジナルを楽しむ事も。本書では多くの作品と共にキュートなモデルさんがその魅力を伝えてくれています。
■ 著者プロフィール 千森 麻由(ちもり まゆ) Ñanduti academy kerana(ニャンドゥティアカデミーケラナ)代表。世界中の郷土料理を学ぶための世界一周中にニャンドゥティに出会う。日本で中南米の手工芸品を広めるために各地のイベントに参加するなど、オリジナリティ溢れる作品で、ニャンドゥティの普及に努める。活動の売り上げからパラグアイ子供支援団体へ寄付を行なっている。 AERA with Kids 公式アンバサダー、日経クロスウーマン公式アンバサダー、Asia golden star award2022 女性企業家賞受賞