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地域の資源(ヒト・モノ・カネ)を活用し
経済を循環させることが地方中小企業存続のカギ!
従来の地方創生は大企業誘致や補助金などの積み上げによる移住者獲得、特産品開発、観光動画によるPRといった全国一律のものが主流だった。それは話題をつくって人を呼び、金を落とさせるという大都市型の手法であり、地方間の競争を強いるものでしかなかった。しかし宮崎県日向市の産業用機械製造会社を二代目社長として引き継いだ著者は、地域課題の解決のために自社のモノづくり技術を活かし、地域の価値を生み出して地域経済の発展に貢献することが地元中小企業の使命であり存在意義であると考える。宮崎の主産業である農業をモノづくり企業として支援する野菜工場の設立をはじめとしたさまざまな生産機械の開発・製造を進め、2015年には「地域の視点や県内資源を活用した事業活動により、地域経済の活性化や、域内に産業振興への貢献をした」との理由で宮崎中小企業大賞を受賞する。
本書では地方中小企業の経営者に向けて、自社がどのような役割を果たすべきか、それを通していかに地方の活性化を実現するのかを具体的な取り組みを通して紹介する。地方創生の方向性と地方中小企業が今後歩むべき道を示す一冊である。
【書籍情報】
書 名:『地域循環型経営』
著 者:島原俊英(シマハラ トシヒデ)
発売日:2022年9月2日
定 価:900円(税込価格990円)
体 裁:新書版・並製/170ページ
ISBN :978-4-344-94098-7
【目次】
第1章 染みついた受け身体質……新たな価値を生み出せない地方中小企業
第2章 地方資源の活用こそが地方中小企業存続のカギ
第3章 地域循環型経営の第一歩 地方中小企業のネットワークを構築する
第4章 食・環境・エネルギー……地域社会全体の課題にビジネスチャンスが埋もれている
第5章 地域循環型経営を実現すれば、地方企業の存続と真の地方創生につながる
【著者プロフィール】
島原俊英(シマハラ トシヒデ)
株式会社MFE HIMUKA 代表取締役社長
1962年生まれ、宮崎県日向市出身。1985年熊本大学工学部生産機械工学科卒業後、プラント輸出を手掛ける大手総合化学メーカー宇部興産に入社し、15年間勤務し、海外赴任も経験する。1999年、父が創業した株式会社日向中島鉄工所に入社。2001年には社長就任。
自社が従来、大手エンジニアリングメーカーの下請けとしての役割しか果たせていないことへの反省から、食、エネルギー、環境の3つのテーマの下で、モノづくりの技を生かした地域課題解決への取り組みを始める。
一般社団法人 日向地区中小企業支援機構理事長
2015年「宮崎中小企業大賞」受賞
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000264918&id=bodyimage1】
配信元企業:株式会社幻冬舎メディアコンサルティング
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