スリーシェルズは、2022年8月19日にストリーム番組「SUPER DOMMUNE」で「渡辺宙明先生大追悼スペシャル」を企画プロデュースして放送することを、2022年8月17日に発表しました。

8月19日のDOMMUNEは、作曲家 渡辺宙明先生の大追悼特集スペシャル!
今年50周年となる人造人間キカイダー主演の伴大介や、渡辺俊幸、金属恵比須、横川寛人らが出演して5時間生放送!

2022/08/19 FRI 19:00-24:00
Three Shells Presents
「Forever CHUMEI WATANABE」渡辺宙明先生大追悼SPECIAL!!

番組閲覧は、放送時間中に下記URLをクリック・再生をお願い致します(視聴は無料です)
渋谷PARCO9階で番組観覧も可能です。

https://www.youtube.com/watch?v=LS2HCyHE5M4
https://www.dommune.com/

番組詳細はこちら
https://www.dommune.com/streamings/2022/081901/

●出演:伴大介(俳優|キカイダー、イナズマン主演)、渡辺俊幸(作曲家|渡辺宙明長男)、金属恵比須(プログレッシヴ・ロックバンド)、横川寛人(映画監督)、中村和樹(新東宝キネマノスタルジア プロデューサー)、田野倉健之(作詞家|渡辺宙明アシスタント)、西耕一(プロデューサー)、早川優(サントラ研究)、宇川直宏(現在美術家|DOMMUNE主宰)ほか

●人造人間キカイダー50周年記念/渡辺宙明先生追悼LIVE:伴大介 x 金属恵比須

■「渡辺宙明先生逝く!!!」2022年6月23日に96歳で逝去したアニメ・特撮音楽の巨匠・渡辺宙明先生の大追悼SPECIAL!

大正・昭和・平成・令和を駆け抜けた巨星の生前の御功績を偲び、8月19日のDOMMUNEでは「Forever CHUMEI WATANABE」 と題した渡辺宙明先生大追悼SPECIALを配信します。
2018年より4度の特集を行ってきたDOMMUNEでは、毎年恒例となった「生誕祭」の97回目を予定していた番組枠が、今回惜しくも「慰霊祭」となってしまいました。
8月19日は渡辺宙明先生のお誕生日なのです。その記念すべき日に御冥福を祈り、96年の長きに渡った豊饒な音楽人生を振り返る世界で最もDEEPな渡辺宙明先生追悼プログラムがDOMMUNEにて開催します!!!

■キカイダー/マジンガーZ放送開始50年、宙明先生と共に歩んだ伴大介がゲスト登場!

亡くなる前日まで作曲をされていたという宙明先生は、昨年から今年にかけて現役最高齢でスーパー戦隊の音楽を現役最高齢で担当していました。
その上で、今年は人造人間キカイダー、マジンガーZの放送開始から50年周年を記念する特撮/アニメクラスタにとってのスペシャルイヤーでもありました。
宙明先生と共に50年の歳月を生き、様々に共演を重ねたのがキカイダー、イナズマンの主演俳優である伴大介です!
今回のDOMMUNEでは、伴をゲストに様々な角度から渡辺宙明サウンドと伴の演じてきた映像作品について文字どおり語り尽くします!!

宙明先生に捧げるスタジオライブでは、宙明先生と生前交流のあったプログレッシヴ・ロックバンド「金属恵比須」の演奏で「ゴーゴー・キカイダー」「春くれば」を伴の歌唱で演奏予定です。

■新東宝から怪猫狂騒曲まで宙明先生の豊穣なる音響美学

新東宝キネマノスタルジア・国際放映の協力で、幼き日から映画音楽作曲家を夢見た宙明先生の映画デビューとなった新東宝作品を振り返り、初期から晩年まで貫かれた、音楽の魅力、映像とのコラボレーションについて語る。怪談映画、化け猫映画、心霊、超心理学ワールドへの今世紀的接続を試みます!!!

■渡辺家の代表として、長男の渡辺俊幸がDOMMUNEに初出演!

父と同じ作曲家への道を歩むことになった渡辺俊幸に、父と息子の関係について伺います。
9月21日に東京芸術劇場で開催される「さだまさしプロデュース渡辺俊幸シンフォニック・ガラ・コンサート~音楽家活動50周年の祝典~」では俊幸氏が父の楽曲から3曲を編曲・指揮をして追悼演奏する予定があり、その詳細や今後の追悼イベントについても語られます。

宙明先生と晩年まで交流のあった早川優、田野倉健之、横川寛人などの出演も予定。

スタジオ観覧者には限定数抽選で、国際放映・新東宝キネマノスタルジアさんから、宙明先生が担当した新東宝のDVDをスタジオに訪れた観覧者に抽選でプレゼント予定です!!!

40人限定のスタジオ観覧に是非お越しください。

司会は、Three Shellsの西耕一が担当し、宇川直宏もこれまでどおり声の出演で参加しつつ、DOMMUNEに出演した動く宙明先生の過去動画も振り返りながら、氏の偉業に対し心から尊敬と感謝を捧げ、この世で最も深く濃厚な大追悼SPECIALを、全世界の特撮/アニメ/映画音楽ラヴァーに捧げます……合掌。

(以上、敬称略)

MC:西耕一、声の出演:宇川直宏

---配信予定スケジュール---
第1部 19:00- 追悼:渡辺宙明先生の出演を振り返る(西耕一)
第2部 19:15頃から 新東宝と宙明先生(中村和樹、横川寛人、田野倉健之)
第3部 20:00頃から キカイダー50年、伴大介&宙明先生の50年(伴大介、横川寛人、田野倉健之)
追悼ライブ 伴大介&金属恵比須「ゴーゴー・キカイダー」「春くれば」+宙明先生が伴さんに残した新曲の一部を紹介
第3部 21:15頃から 渡辺俊幸さんをむかえて「父・宙明を語る」(渡辺俊幸)
第4部 22:30頃から 早川優さんをむかえて、宙明先生の名曲とレア曲を語る(早川優)
第5部 Forever CHUMEI WATANABE(宙明サウンド&叙情的宙明節セレクション)

■渡辺宙明(わたなべちゅうめい)
1925年(大正14年)8月19日愛知県名古屋市で生まれる。旧制八高理科を卒業後、東京大学文学部心理学科に学ぶ。卒業論文は「旋律的音程の力動性に関する実験心理学的研究」。作曲を團伊玖磨と諸井三郎に、ジャズ理論を渡辺貞夫に師事。作曲家デビューはCBC(中部日本放送)のラジオドラマ「アトムボーイ」(1953年)からである。映画音楽作曲家としては、新東宝の映画「人形佐七捕物帖 妖艶六死美人」(1956年)や「鋼鉄の巨人(スーパージャイアンツ)」(1957年)などを皮切りとして、現在までに200作を超える映画に作曲した。 1972年に手がけた「人造人間キカイダー」と「マジンガーZ」がきっかけとなり、特撮やアニメの仕事も増え、世界的な人気を博す。東映スーパー戦隊もののスタートとなった「秘密戦隊ゴレンジャー」(1975年)から続くシリーズでは、BGMだけでなく、挿入歌の作曲者としてもこのシリーズを支え続けている。また金字塔を打ち立てた「宇宙刑事ギャバン」(1982年)から続くメタルヒーローシリーズは、最近も宇宙刑事Next Generation(2014年)で主題歌、BGMを作曲して高く評価を受けた。CM音楽やゲーム音楽も手がけており、戦後のラジオドラマからスタートして、メデイアの変遷とともに作曲を続けている作曲家である。2012年には長年の功績を東京アニメアワード第8回功労賞。2014年11月にはジャスラック永年正会員を顕彰された。2019年文化庁映画賞受賞(映画功労部門)。卒寿を迎えてからも日本最高齢の現役作曲家として活躍しており、2021年には『機界戦隊ゼンカイジャー』で『ゴーグルファイブ』から39年ぶりに戦隊テレビシリーズの挿入歌、BGMを担当するなど、最晩年まで活動した。95、96歳で「ネズラ1964」「虫コナーズ」「怪猫狂騒曲」なども作曲。ニコニコ動画のスリーシェルズ放送局にてレギュラー番組「渡辺宙明先生語る!」を配信していた。2022年6月23日、老衰による心不全のため、東京都渋谷区の病院で死去。96歳没。

■渡辺俊幸(わたなべとしゆき)
愛知県名古屋市出身。作曲家・編曲家・指揮者。
米国バークリー音楽大学にてハーブ・ポメロイ氏、マイケル・ギブス氏に師事。ボストン音楽院にて指揮法を学ぶ。帰国後は、様々なTVドラマや映画、アニメ等の音楽を手がけながら、さだまさし、平原綾香他のアーティストのプロデュース・編曲を担当するなど、純音楽も含め様々な分野で活躍中。作曲家としての代表作にNHK大河ドラマ「利家とまつ」、「毛利元就」、NHKドラマ「大地の子」、NHK連続テレビ小説「ノンちゃんの夢」、「かりん」、「どんど晴れ」、「おひさま」、映画「平成モスラシリーズ」、「サトラレ」、「解夏」、「UDON」、「劇場版マジンガーZ / INFINITY」、テレビアニメ「宇宙兄弟」、「銀河機攻隊マジェスティックプリンス」、「新幹線変形ロボ シンカリオン」、純音楽的作品「交響的幻想曲 能登」、祝典序曲「輝ける勇者たち」(防衛庁・自衛隊50周年記念曲)、オペラ「禅~ZEN」他がある。2005年愛知万博の開会式の音楽監督を担当。TVドラマ「リング~最終章~」で第20回ザ・テレビジョン・ドラマアカデミー賞、劇中音楽賞を受賞。平原綾香「おひさま~大切なあなたへ」で第53回日本レコード大賞編曲賞を受賞。洗足学園音楽大学 音楽・音響デザインコース客員教授 日本音楽著作権協会理事 日本作編曲家協会副理事長 文化審議会正委員
https://www.toshiyuki-watanabe.com/

■伴大介(ばんだいすけ)
1970年代の特撮ヒーローを演じた俳優・伴大介は、「斉藤清憲」として埼玉で生まれる。大学卒業後、劇団NLTの研究生となり、演劇の道を志す。
1972年、NET-TVネットワーク(現TV朝日)の特撮テレビドラマ「人造人間キカイダー」の主役「ジロー」に抜擢され、本格的にデビューを果たす。主役に選ばれたのは、オーディションが行われる前にプロデューサーの奥さんが最終選考の写真を見て「この人よ!」と叫んだ事から決定されたというエピソードを持つ。「伴大介」という芸名はキカイダーの生みの親である、石ノ森章太郎先生により名付けられた。「人造人間キカイダー」(1972~73年)の全43話に出演し、その後、続編の「キカイダー01」にもイチローの弟のジローとして出演する。この「キカイダー」が日本以上に大ブレイクしたのが、米国ハワイであった。1973年にハワイのテレビ局で放送されると軒並み高視聴率を記録し、当時のハワイのちびっ子の心をがっしりとつかんだ特撮テレビのスーパーヒーロー。本物のジローとキカイダーがハワイに来たちびっ子向けイベントでは3万6千人もの人が集まり、会場は熱狂パニック状態になるほどの人気ぶりであった。キカイダー放映終了後、続いて特撮シリーズの「イナズマン」、「忍者キャプター」、「バトルフィーバーJ」などに出演。
最近のドラマではテレビ朝日の特撮ドラマ「牙狼MAKAISENKI」などがあり、常にあらゆる役柄に挑戦する。他にも映画「リング」(1998年)「らせん」(1998年)「リング2」(1999年)、「リング0 バースデイ」(2000年)などがあり、最近では仮面ライダーV3のヒーロー、宮内洋と共演した「ゲームアクション」や日活映画「死ガ二人ヲワカツマデ・・・」第2章「南瓜花-nananka-」、「魔法少女を忘れない」がある。2001年には著書「人造人間キカイダー、ジロー旅の途中で」(角川文庫)も出版。
ハワイではキカイダーの「ジロー」として最も広く知られている伴大介は今でも年に何度かイベントをハワイでこなし、70年代にキカイダーを見て育った世代とその子供達と三世代に渡るファンに愛されて続けている。
https://www.bandaisuke.com/

【宙明先生が音楽を担当した伴大介出演作品】
人造人間キカイダー 1972年 - 1973年 ジロー / キカイダー(声) 主演
キカイダー01 1973年 - 1974年 ジロー / キカイダー(声) 準レギュラー
イナズマン 渡五郎 / サナギマン(声) / イナズマン(声) 主演
イナズマンF 1974年
ザ・ボディガード 第23話「対決・死闘拳」 玉木猛志
秘密戦隊ゴレンジャー 第81話「黒い疑惑!! 殺人スパイの罠」 1977年 横田鉄也 少尉
スパイダーマン 第12話「華麗なる殺人マシーンへの変身」 インターポール捜査官 黒木
バトルフィーバーJ 1979年 - 1980年 神誠 / 2代目バトルコサック(声) 第33話からの出演
巨獣特捜ジャスピオン 第34話「鉄壁の要塞を砕く父と子の愛」 片山教授
機動刑事ジバン 第6話「割れた恐竜の卵のひみつ」 1989年 影山
V-MONSTER1 ゴースト☆ボクサー 1999年 刑事課課長
魔神騎士ジャック☆ガイスト 2000年 三味線三郎
伴大介・一人芝居 人造人間は愛の夢を見るか 2006年 伴大介
キカイダー REBOOT 2014年 前野究治郎
怪猫狂騒曲(2021)鍋島藩藩主・鍋島光茂

■金属恵比須(きんぞくえびす)
1996年に「金属恵比須」と名乗り世に出たプログレッシヴ・ロック・バンド。1991年結成の前身バンドから数えると、2021年で結成30周年。
『今日は1日プログレ三昧』(NHK-FM)で取り上げられブレイクを果たし、TV番組・雑誌・新聞など多数のメディアに取り上げられ、五木ひろし、頭脳警察といったレジェンド達とも共演を果たす。
著名人にファンが多く、PANTA氏(頭脳警察)、俳優の髙嶋政宏氏が熱烈に応援。代表作は『ハリガネムシ』『武田家滅亡』『黒い福音』。2020年、聖飢魔II創始者ダミアン浜田陛下に“改臟人間”化され、Damian Hamada's Creaturesに参加。2021年9月8日、ライヴ盤『Official Bootleg Vol.2 キンゾク20年の大躍進ライヴ』をリリース。
Bass:栗谷秀貴、Drums:後藤マスヒロ、Keyboards:宮嶋健一、Vocal,Percussion:稲益宏美、Guitar,総監督:髙木大地
https://yebis-jp.com/

■中村和樹(ナカムラカズキ)
新東宝キネマノスタルジア プロデューサー、株式会社ファイヤークラッカー代表。
札幌出身。日本工学院専門学校音響芸術科卒業。レンタルビデオ店勤務やCD、LDの輸入・販売会社を経て、1996年より(株)ビームエンタテインメント(現 ハピネット)の映像制作部に所属。洋画・香港映画の買い付けや邦画作品の制作、そのビデオグラム商品化を行う。2002年に(株)ファイヤークラッカーを設立。ポン・ジュノ監督作「ほえる犬は噛まない」が第1作目の配給作品。洋・邦画、アジア映画からホラー作品、特撮、手塚アニメまで幅広いジャンルの映像ソフト化を手掛ける。近年は国際放映(株)とともに『新東宝キネマノスタルジア』レーベルを展開中。
https://www.kokusaihoei.co.jp/package/

■早川優(はやかわまさる)
ライター・映像音楽研究。1965年3月31日、埼玉県川越市出身。特撮映画・アニメーション等のサウンドトラックCD、日本の実用音楽(映画・放送・舞台・宣伝等)の掘り起こしと、その商品化のための企画・構成・執筆を中心に活動。企画・構成を手がけた音楽商品は100タイトルほど。
https://twitter.com/hayakawa_m

■西耕一(にしこういち)音楽プロデューサー
昭和の現代音楽、アニメ音楽、映画音楽、3人の会等を専門とする評論家、プロデューサー。 伊福部昭百年紀代表。渡辺宙明、チャージマン研など。日本作曲家専門レーベル・スリーシェルズ代表。黛敏郎、團伊玖磨、芥川也寸志、松村禎三等の企画・演奏・CD化。 解説執筆、楽団・奏者へ企画提案等。BSテレ東、TBSラジオ、NHKラジオ、DOMMUNE、ニコニコ動画などに出演。
https://twitter.com/johakyu_

■横川寛人(よこかわひろと)映画監督
静岡県沼津市出身。東京藝術大学美術部彫刻科卒業。同大学院修了。
2015年、台東区長奨励賞受賞。
2017年『大仏廻国The Great Buddha Arrival』を企画・監督し2018年末に完成。
2020年、未公開映画『大群獣ネズラ』の舞台裏を描く『ネズラ1964』を製作発表。
2021年、渡辺宙明氏が音楽を担当する『怪猫狂騒曲』(22年公開)を監督。
https://twitter.com/hiroto3y
https://www.makuake.com/project/kaibyorhapsody/

■田野倉健之(たのくらけんじ)
晩年の渡辺宙明先生のアシスタントとして従事しながら、宙明先生作品の作詞を担当している。これまでに作詞した作品は「ネズラ/青春の日」「赤い花」「熱い海から来た漢(おとこ)」ほか。特撮作品への出演、スーツアクターとして活動する。

協力:株式会社ボロミアンリング

■本件や所属・関連アーティストに関するお問い合わせは下記までお願い致します。

株式会社スリーシェルズ
〒110-0015 東京都台東区東上野1丁目14-5 ユーエムビル 8階
TEL:070-5464-5060
http://www.3s-cd.net/
メール jcacon@gmail.com
担当 西

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情報提供元: Dream News
記事名:「 DOMMUNEが、96歳で大往生した作曲家渡辺宙明を追悼して5時間生配信。今年50周年となる人造人間キカイダー主演の伴大介や、渡辺俊幸、金属恵比須、横川寛人らが出演!(スタジオライブあり)