個人情報ファイルを自動で検出し、流出を防ぐプライバシーフィルタ機能をリリース

株式会社プロット（本社：大阪市北区、代表取締役社長：津島 裕）は、個人情報ファイルを自動で検出し、情報流出を防ぐプライバシーフィルタ機能を「Smooth File ネットワーク分離モデル」及び「Smooth File」へ追加し、2022年8月1日より順次リリースします。
【機能追加の概要】
　組織にとって個人情報の流出は大きなセキュリティリスクです。しかし日常的なファイルの受け渡しの中で、個人情報が含まれているかどうかを都度監査することは現実的ではなく、また目視による確認では見落としが発生する可能性もあるなど多くの課題がありました。
　今回リリースする「プライバシーフィルタ機能」により、ファイル受け渡し時に自動的にファイル内の個人情報を検出し、個人情報ファイルの流出を未然に防止することが可能になります。
　受け渡しされるファイル内に電話番号・メールアドレス・住所・マイナンバーなどの個人情報が検出された場合、自動的に当該ファイルの送信が保留となり、事前に登録されたワークフローに沿って上長による送信の承認を行っていただけます。
　プライバシーフィルタ機能は、2022年8月1日よりネットワーク分離環境下でのファイル転送・無害化を行う「Smooth File ネットワーク分離モデル」へ実装されます。また企業間や拠点間での大容量ファイル転送・共有を実現する「Smooth File」への実装は2022年10月を予定しています。
　いずれも標準機能となりますので、既に当該製品ご利用いただいている場合はバージョンアップいただくだけでプライバシーフィルタ機能をご利用いただけます。

【個人情報の流出を防止するプライバシーフィルタ機能のポイント】
１． 個人情報の自動監査
　インターネットセグメントや社外などのリスク領域へファイルを持ち出す際、電話番号・メールアドレス・住所・マイナンバーなど個人情報を自動で検出し、ファイル送信を保留します。
２． 柔軟なポリシー設定
　電話番号、メールアドレス、住所がそれぞれ何件含まれていた場合に個人情報として検出するかといった組織内の個人情報の定義に合わせ、柔軟にポリシーを設定することができます。
３． 上長承認による送信制御
　個人情報が検出されたファイルは自動的に上長へ通知され、承認された場合のみ持ち出すことが可能になります。上長は承認画面にて違反内容まで詳細にご確認いただけます。
４． ログ管理
　管理画面上で個人情報を含んだファイルの検出結果・操作ログを確認いただけます。

【Smooth Fileネットワーク分離モデルについて】
　プロットが開発・提供する、分離されたネットワーク間での安全なファイル交換を実現する「ファイル交換ソリューション」です。独自のファイル無害化エンジン「FAST」を内蔵し、ファイル授受時に自動的に無害化可能な点、導入組織のセキュリティポリシーに合わせ柔軟な運用ができる点などが評価され、現在では自治体をはじめ500を超える組織に採用いただいています。2つのネットワーク間でのファイル交換だけでなく、3つに分離された環境でも1台で安全なファイル交換を実現する機能を有しており特許取得済みです。
　2016年9月の販売開始から1,000以上もの改修を行うなど、ユーザーのニーズを素早く取り入れ、常に利便性とセキュリティの両立を意識したバージョンアップを行っています。
（https://www.smoothfile.jp/separation/）

【株式会社プロットについて】
　プロットは2018年に創業50周年を迎えた情報セキュリティ専門家集団です。「私たちにしかできないことで、社会をセキュリティの脅威から守る」というミッション実現に向け、ファイル送受信の効率化、ファイルやメールの無害化対策、標的型攻撃メール対策など民間企業、公共機関問わずご利用いただけるソリューションを自社技術にて提供しています。（https://www.plott.co.jp/）

※プレスリリースに記載された仕様、サービス内容などは現在のものです。
その後予告なしに変更されることがあります。予めご了承ください。

============本件に関するお問い合わせ============
広報担当：坂田、上田
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