3.将来展望 2022年の機械系CAE国内市場規模は、前年比5.4%増の891億8,500万円と予測する。2022年に入り、円安傾向が続いており、自動車や電機など輸出型製造業の業績は大きく回復する傾向にある。それは、機械系CAEにもプラスに働くものと考える。 また、建設分野においては、建築物の3次元モデルで調査や設計、施行から維持管理まで管理するBIM(Building Information Modeling)の普及により、CAEが活用される機会が増えている。今後、建設業向けのCAE需要は、大きく拡大する見通しである。