ITを活用したヘルスケア事業を展開する株式会社エヌ・エイ・シー(所在地:東京都港区、代表取締役:山崎 直人)は、全国健康保険協会(以下、協会けんぽ)宮城支部の実施する保健事業「令和4年度 受診コントロール不良者への介入業務」を受託したことを2022年6月30日に発表しました。

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【協会けんぽ宮城支部の現状】
協会けんぽ宮城支部では生活習慣病の重症化予防施策として、生活習慣病予防健診において「要治療」と判定されながら未治療の方に受診勧奨を実施しておりますが、問診において「服薬あり」(薬剤治療を受けている)としながらも「より重症域」に該当する受診コントロール不良者も多く存在する現状があります。
こうした状況を踏まえ、生活習慣病の重症化予防対策として、薬剤治療を受けていることで医療機関への受診勧奨対象から外れる者の中でも、健診結果の数値が悪い「受診コントロール不良者」に対し、健診結果を正しく理解し、かかりつけ医との連携をとるように促す施策を実施することとしました。これにより、重症化を防ぎ、医療費適正化及び加入者のQOLの維持・向上を図ります。

【本事業の実施内容】
生活習慣病予防健診において、“服薬あり”と回答しながらも、健診結果値が「要治療」に属する被保険者に個別介入文書(以下、本文書)を送付します。本文書は対象となった被保険者が自分自身の健康状態を十分に理解し、すみやかに医療機関への受診行動を起こすために、本人の健診結果に基づいた生活アドバイスが掲載された完全に個別の内容が記載されるエヌ・エイ・シーの「健診データを活用した個別受診勧奨・通知サービス」をもとに事業を進めます。また、基礎疾患を治療せず放置することと新型コロナウイルス感染症重症化のリスクの関連性について医学的エビデンスを基に分かりやすく伝える内容も記載します。なお、本文書はアドヒアランス(※)を良好にするきっかけを提供できる内容となるように、「ちょっとしたきっかけでより良い選択を促す」と言われている「ナッジ理論」を活用したデザイン・表現を用いて、介入効果向上を図る仕掛けが施されています。
(※)アドヒアランス:患者が積極的に治療方針の決定に参加し、その決定に従って治療を受けること。

【エヌ・エイ・シーの「健診データを活用した個別受診勧奨・通知サービス」の特長】
エヌ・エイ・シーの「健診データを活用した個別受診勧奨・通知サービス」は、保険者からお預かりした健診データを突合・分析し、個人の健診結果に基づいた個別の生活習慣改善アドバイスを送付できるサービスです。
通知シートには過去から直近の健診結果推移が一目でわかるようなグラフが表示され、自分自身の健康状態の変化を自覚しやすいようになっています。あわせて、個人の健診結果に基づいた、医師監修の「生活習慣改善アドバイス」が提供されます。

株式会社エヌ・エイ・シーについて
ヘルスケア分野におけるITの活用をベースとしたソリューションやサービスを提供しており、国が「データヘルス計画」を推進する以前から健診結果データの分析及び有効活用に着目したサービスを展開し、実績を積んでいます。今後も健診データを活用した「特定健診未受診者対策サービス」「特定保健指導参加勧奨サービス」などの個別通知に特化したサービスを、自治体や健康保険組合へ積極的に提供していく計画です。

全国健康保険協会 宮城支部 ホームページ: https://www.kyoukaikenpo.or.jp/shibu/miyagi/

【会社概要】
社 名: 株式会社エヌ・エイ・シー
設立年月日: 2011 年 3 月 31 日
本社所在地: 〒105-0003 東京都港区西新橋 1-6-21 NBF虎ノ門ビル
代 表 者 : 山崎 直人
主要事業内容: ヘルスケア事業、エンタープライズソリューション事業
U R L : https://www.nac-care.co.jp/



配信元企業:株式会社エヌ・エイ・シー
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情報提供元: Dream News
記事名:「 エヌ・エイ・シー、協会けんぽ宮城支部より「令和4年度 受診コントロール不良者への介入業務」を受託