特定非営利活動法人映画甲子園が全面協力している高校生のためのアニメコンクールHighschool Animation Competition (HAC2021)の審査発表及び表彰式が2022年3月6日に行なれましたのでご報告いたします。

2022年3月6日に東京工芸大学杉並アニメーション・ミュージアムにて奥田誠治氏(プロデューサー)、数井浩子氏、伊藤有壱氏が審査員として列席し、10の賞の審査発表と表彰を行いました。
昨年以上に高校での活動が制限される中でもレベルの高い作品が多数応募され審査が白熱しました。オミクロン渦の状況なので出席を受賞者だけに絞って参加してもらいましたが、表彰式のあとの審査員の先生たちによるティーチインや参加生徒たちからの質疑応答で、充実した大会となりました。
グランプリ作品「hello me」は、ペルソナ(仮面)を付けている自分に気付いた主人公がそれを外し、自分自身と向き合うことで前に進み始めるという深層心理を描く作品でしたが、分かりにくくなりがちな内容ながら演出も巧みで、3DCGと2Dアニメーションを組み合わせた表現は、審査員からも非常にハイレベルと評価されました。コロナ禍の影響かグループ制作作品が減って、多くが個人作品でしたが、賞が10個に増えたものの、それでもなお受賞できなかった作品で審査員の評価が高いものがいくつもありました。なお、表彰式の動画や受賞作品は、ハイスクール・アニメーション・コンペティション2021のサイトからご覧になれます。https://www.animehac.com/
管理責任者:NPO法人映画甲子園

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000254766&id=bodyimage1

受賞作品は以下の通りです。(敬称略)

〇プロデューサー賞:「ゴミはゴミ袋へ」
茨城県立笠間高等学校2年 磯山 泰助(いそやまたいすけ)
〇伊藤有壱賞:「Anim/Ψυχή(アニマ/プシュケー)」
神奈川県立相模原弥栄高等学校3年 市川 慎之助(いちかわ しんのすけ)
〇数井浩子賞:「この世界できみと」
茨城県立笠間高等学校3年 村上 彩花(むらかみ あやか)
〇奥田誠治賞:「先へ」
東京都立総合芸術高等学校2年 平岩 歩乃果(ひらいわ ほのか)
〇東京工芸大学賞「少年のまほうのふで」
群馬県立沼田女子高等学校2年 桑原 佑奈(くわばら ゆうな)
〇特別賞「くまのてりょうり」
東京都立総合芸術高等学校1年 廣瀬 治子(ひろせ はるこ)
〇特別賞「MOOVING!」
東京都立総合芸術高校2年 神田 智鞘(かんだ ちさや)
〇準グランプリ「Best Friends Forever」
茨城県立笠間高等学校2年 岩見 尊(いわみ たける)
〇準グランプリ「がんばれ!プラナリア君!」
京都府立洛西(らくさい)高等学校2年 北原 文平(きたはら ぶんぺい)
◎グランプリ(1作品)「hello me(ハロー・ミー)」
クラーク記念国際高等学校3年 go-shu(ゴーシュ)
以上です。

【NPO法人映画甲子園について】
特定非営利活動法人映画甲子園
理事長:白川洋次郎
設立年月日: 2012年8月9日
主たる事務所:埼玉県所沢市山口137-39 春野台コーポ102
HP: http://www.eigakoushien.com/
事業内容:高校生のための映画コンクールの実施運営、映画制作に関するセミナー、シンポジウム等の開催、映画による国際交流
【ハイスクール・アニメーション・コンペティション委員会】
今年、Highschool Animation Competitionの大会実施のために作られました。
事務局長;三善和彦(東京工芸大学名誉教授)
運営主管:特定非営利活動法人映画甲子園
活動内容:高校生のためのアニメーションコンクールの実施運営、アニメーション制作に関するセミナー、シンポジウム等の開催、アニメーションを通じた国際交流
HP: https://www.animehac.com/



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情報提供元: Dream News
記事名:「 高校生のアニメ大会「ハイスクールアニメーションコンペティション2021」グランプリはクラーク記念国際高校のgo-shu(ゴーシュ)さんの「hello me」作品の完成度に審査員が国際的レベルと賞賛