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主要ブランド動向の一例として、カネボウ化粧品の「リサージ」は従来の専門店だけでなくDgSなどに拡販し、発売した「同 オイルインパクト」の“お風呂蒸し美容”といった提案がおうち美容ニーズを獲得している。
また、コロナ禍における商品面の特徴としては、シワ改善化粧品に加えて、自粛によるストレスを緩和するようなアイテム、目元ケアやゆらぎ肌ケアといったアイテムがトレンドとなっている。
当資料では、注目を集めているアンチエイジング化粧品に焦点を当て、その市場動向を主要企業別、ブランド別、種類(剤型)別、成分別、価格帯別などさまざまな角度から徹底分析している。
調査趣旨
◆2020年度のアンチエイジング化粧品市場は、前年度比10.0%減の3,520億円。コロナ禍の影響により、調査を開始した2009年以来、初めてのマイナスを記録している。
◆主要ブランドの動向として、多くが外出自粛により苦戦を強いられたなか、カネボウ化粧品「リサージ」は従来の専門店だけでなくDgSなどに拡販し、発売した「オイルインパクト」の“お風呂蒸し美容”といった提案がおうち美容ニーズを獲得し伸長している。
また、日本ロレアル「ランコム」は刷新した「同ジェニフィック アドバンストN」の“美肌菌”というコンセプトが響いたほか、コロナ禍でも購入前に試せるサンプルの有償提供や、オンラインカウンセリング、ライブコマース、定期便の展開に対応したことで売上増となっている。
◆コロナ禍における商品面の特徴としては、シワ改善化粧品に加えて、自粛によるストレスを緩和するようなアイテムのほか、マスク着用により目元ケアやゆらぎ肌ケアといったアイテムがトレンドとなっている。
このうちシワ改善化粧品については、参入プレイヤーの急増により剤型や価格帯などが多様化し、ユーザーの裾野が広がっている。
一例として、コーセーコスメポート「グレイスワン」のシワ改善シリーズ「リンクルケア」は、シワ改善としては低価格帯を実現したことで、シワに悩む30~50代を獲得している。
◆2021年度(見込)については、2020年度比4.0%増の3,660億円で推移する見通し。
自粛の動きは落ち着きをみせ、顧客の購買行動も増加しているほか、コロナ禍以降の美容意識として、スキンケアに時間やお金をかけるなど、化粧品に投資する人も増えつつあることから、市場は回復に向かう見込みである。
◆今後の動向としては、各社からのアンチエイジング機能を高めた主力商品の投下により、市場が活気づくとみられる。
具体的には、資生堂は「SHISEIDO アルティミューン パワライジング コンセントレート III」を、コーセーは「コスメデコルテ リポソーム アドバンストリペアセラム」を刷新し、エイジングケア訴求を強めている。
また、ポーラは「リンクルショット メディカルセラムN」の刷新においてシワ改善率を約2倍に高めており、市場の拡大に貢献するとみられる。
◆当資料では、今日の化粧品のなかでも注目を集めているアンチエイジング化粧品に焦点を当て、その市場動向を主要企業別、ブランド別、種類(剤型)別、成分別、価格帯別などさまざまな角度から徹底分析。
アンチエイジング化粧品市場の参入各社のマーケティング活動に資するデータを提供することを目的としている。
TPC市場調査レポート
「2022年 アンチエイジング化粧品の市場分析調査」
―コロナ禍におけるエイジングケアのトレンドを徹底分析―
詳細はこちら>> http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/mr210210557
資料体裁:A4判268頁
発刊日:2022年1月28日
頒価:108,900円(税抜:99,000円)
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000253086&id=bodyimage1】
【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
設立:1991年8月
所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよび調査レポートの出版
コーポレートサイト:http://www.tpc-cop.co.jp/
オンラインショップ「TPCビブリオテック」:http://www.tpc-osaka.com/
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