2020年3月にAppleのWebブラウザ「Safari」でITP(Intelligent Tracking Prevention)のアップデートに伴いサードパーティークッキー(3rd Party Cookie)がブロックされる仕様となったことや、Googleでも2023年以降Webブラウザ「Chrome」における3rd Party Cookieデータのサポートを段階的に廃止していくことを発表したことを背景に、パブリックDMP市場においては、ポストCookieに向けた取り組みが喫緊の課題となっている。
一方で、3rd Party Cookie利用の先行きが不透明であることから、今後ユーザー企業はファーストパーティークッキー(1st Party Cookie)データの利用へと舵を切ることも考えられる。そのため、1st Party Cookieデータのさらなる利活用に向けたデジタルマーケティングツールの利用の増加が期待される。