みんなのぴったりサイズ研究所では、昨今のコロナ禍によるアパレルEC市場の需要の高まりをうけ、株式会社クロス・マーケティングの協力のもと、アパレルEC利用者200名(以下利用者という)と全国のアパレル企業従事者200名(以下従事者という)に対し、アパレルECに関する調査を実施いたしました。

今回の調査では、コロナ終息後もアパレルECは継続して利用されるかという点に着目いたしました。結果、利用者は「今後は検討・購入時ともにアパレルECを積極的に利用したい」と回答し、EC需要は継続するとわかりました。加えて、従事者も「店舗よりもアパレルECの需要が高まると考えているため、ECに注力したい」という意向を持っていることがわかりました。

また、利用者はアパレルECにおける課題は「試着できないこと」、失敗要因は「サイズが合わなかったこと」だと捉えており、サイズ問題の解消は今後もアパレルECにとって重要であると言えます。なお、バーチャル試着ツール提供会社5社の認知度と国内における導入シェアを調査したところ、認知度は従事者20%、導入シェアは63%と共にunisize(ユニサイズ)が最多となりました(3年連続)。


<みんなのぴったりサイズ研究所とは>
アパレルEC市場の高まりを受け、近年取り組みの進むサイズ課題に関し検証・提案を行うべく、株式会社クロス・マーケティングの協力のもと、2019年10月に発足いたしました。


<調査概要>
・調査期間:2021年10月18日~10月20日
・調査結果発表日:2021年11月8日
・調査手法:インターネット調査
・実施主体:みんなのぴったりサイズ研究所
・調査機関:株式会社クロス・マーケティング
・調査名 :アパレルECに関する調査
・調査対象:アパレルEC利用者(インターネットで洋服を購入した事のある男女200人)、アパレル企業従事者(アパレル企業に従事する男女200人)


<調査結果>
1. 利用者は「今後は検討・購入時ともにアパレルECを積極的に利用したい」が最多

利用者は、コロナ終息後のアパレルECの利用において、「今後は検討・購入時ともにアパレルECを積極的に利用したい」が最多で45%。また、従事者も自社ECの意向について、「店舗よりもアパレルECの需要が高まると考えているため、ECに注力したい」が最も多く、45%であった。

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2. アパレルECの課題は利用者、従事者共に「試着できないこと」が最多

アパレルECにおける課題は利用者、従事者共に、「試着できないこと」が最多で共に80%を超える。次いで「生地、素材がわからないこと」も多く、半数以上を占めた。

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3. 利用者がアパレルECで購入後に失敗したと感じる理由は「サイズが合わなかった」が最多

利用者の66%がアパレルECで購入した商品の「サイズが合わなかった」という失敗を経験。次点は「生地、素材が想定と違った」で56%と高かった。

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4. バーチャル試着ツールの認知度はunisize(ユニサイズ)が最多

ECサイトにおけるサイズ不安の改善に着目したバーチャル試着ツールを提供する5社の認知度を従事者に調査したところ、サービスを「知っている」と答えた人のうち、unisizeが20%と最多であった。

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5. バーチャル試着ツールの国内における導入サイト数シェアはunisize(ユニサイズ)が最多

バーチャル試着ツールを提供する5社の導入サイト数のシェアを比較した結果、unisizeが63%と最多であった。(※みんなのぴったりサイズ研究所調べ)

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配信元企業:みんなのぴったりサイズ研究所
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情報提供元: Dream News
記事名:「 コロナ終息後もユーザーはアパレルECを継続して利用する意向。アパレル企業もEC施策強化へ