アメリカの主要小売店の売上は、2021年1-7月に13%増、実店舗購入が寄与 The NPD Groupの消費者レシートトラッキング分析サービスCheckoutによると、アメリカの2020年の主要小売店の売上は、9%増加しました。内訳をみると、増加分のうち87%はオンライン購入の増加によるものでした(図表1)。
The NPD Groupのエグゼクティブディレクターであり、スポーツ用品業界のアナリストの、Dirk Sorensonは、「平均購入価格の大幅な上昇は、高価格帯の小売店(ブランドショップやデパートなど)が営業を再開した結果です。前年パンデミック中に営業を続けられていた店舗は、生活に不可欠なビジネスとみなされた大規模な量販店で、専門店と高級小売店は、米国中の外出禁止令のために大部分が休業しました。店内での買い物体験が利用できるようになると、スポーツ消費者は実店舗での買い物に戻ります。しかしながら、2021年のオンライン売上高の伸びは昨年に比べて鈍化していますが、パンデミック前の2019年7月よりもオンライン売上高は38%増加しており、今後もオンラインで購入するトレンドは継続するでしょう」と話します。
*1 Japan Sports Tracker スポーツシューズ・アパレル市場における全国の消費者購買行動を時系列で把握できる日本で唯一の消費者パネルデータベースです。市場のトレンドやビジネスチャンスを特定し売上を伸ばすために必要な、製品トレンドと消費者動向について包括的な情報が得られます。カテゴリー、ブランド、アイテムレベルで自社製品、競合他社製品のパフォーマンスを分析できます。 詳細URL: http://www.npdjapan.com/solutions/sports/