通話録音装置の提供から始まり、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援するNICE(Nasdaq:NICE)は、本日9月15日に、自動的に顧客の苦情を識別、分類しながら苦情対処プロセスを自動作成することで、コンプライアンスの推進と顧客満足度の向上を促し、解約を減らすEnlighten AI for Complaint Managementのリリースを発表しました。このソリューションは、NICE独自の顧客エンゲージメントに特化した初のAIフレームワークをベースに、各種コミュニケーションチャネルにおけるすべてのインタラクションを100%分析し、消費者インサイトを運用対象とすることで、レピュテーションリスクなどのコンプライアンスリスクから企業を保護します。また、NICE Enlighten AI for Complaint Managementは、早期警告システムとしても機能し、規制措置の潜在的なリスクを企業に通知し、多額の罰金を課されるリスクからの保護もサポートします。
NICE Enlighten AI for Complaint Managementは、顧客の苦情の識別をAIによって自動化することで、コンプライアンス体制と運用効率を強化し、苦情対処プロセスを作り出す精度と速度を向上させます。このソリューションを使用することで、エージェントが対話中に顧客の苦情を回避または軽減できるように、リアルタイムで次善アクションガイダンスがデスクトップにアラートとして表示されます。また、導入が簡単でカスタマイズ可能なダッシュボードとレポートにより、苦情ステータス、顧客満足度の指標、インタラクションの傾向、コンタクトをしてきた理由を明確に把握できるため、コンタクトセンターのマネージャー層は苦情の予防が容易になります。その結果、エージェントはより効果的に顧客サポートに時間を使えるようになり、顧客とエージェント両者の満足度を向上させます。
NICE Workforce&Customer Experience GroupのプレジデントであるBarry Cooperは、次のようにコメントしています。「NICE Enlighten AI for Complaint Managementは、コンプライアンス体制強化と苦情対処プロセスを加速することで顧客との信頼を築く強力なツールです。顧客の苦情を正確に特定し軽減することにより解約率の減少、顧客ロイヤルティの構築、そして満足度向上を実現します。NICEは、AIの力を通じてエージェントと顧客両者の満足度を構築しながら、財務リスクや、レピュテーションリスクなどのコンプライアンスリスクに対処する機能を企業に提供できることを誇りに思っています」