「L-CRIP」は2002年の発売以来、金融機関、ノンバンクに150社以上の導入実績をもつ個人信用情報照会システムです。金融機関と個人信用情報機関(KSC、CIC、JICC)を接続し、住宅ローン審査、クレジットカードの入会審査・途上与信、割賦販売の契約時審査などに利用できます。 「L-CRIP on クラウド」は、「L-CRIP」の機能をそのままに、クラウドサービスならではの導入のしやすさ、かつ低コストでの運用を実現します。
新型コロナウイルスの感染拡大以降、金融機関では、これまで対面や店舗で受け付ける機会が多かった個人向け金融商品の申し込みを、Web申し込みに移行する動きが加速しています。「L-CRIP」同様、受付システムとの連携が可能な「L-CRIP on クラウド」は、個人信用情報取得の自動化を望む審査担当者のニーズに短期間の導入で応えるとともに、審査業務の省力化・効率化を図ります。
セイコーソリューションズでは、今回の北日本銀行への採用実績をベースに、金融機関やノンバンクに向けた「L-CRIP on クラウド」の拡販を進めます。 また今後、「L-CRIP on クラウド」において信用調査や与信履歴などの外部情報リソースとの連携やデータ分析の高度化など、ユーザーの利便性を追求する機能強化を図り、さらなる金融機関やノンバンクのサービスレベルの向上や新たな金融サービス基盤の構築に貢献していきます。
なお、今回の発表にあたり、北日本銀行より以下のエンドースメントをいただいています。
<北日本銀行様のエンドースメント> 当行では、行内のさまざまなシステムに関する定期的な更改対応や、保守管理・運用点検などの負荷増が課題となっていました。「L-CRIP on クラウド」の採用にあたっては、当行で既に「L-CRIP」の運用実績があり、製品に対して充分な信頼性があったことはもとより、今後10年単位で検討した結果、サーバー更改や保守管理に係る費用、人的負担、リスク管理を考慮するとメリットが大きいと判断したこと、そして何よりも拡張性の高いクラウドサービスであることが決め手となりました。当行では今後、他システムにおいてもクラウドサービス化を進めていきます。 セイコーソリューションズには、今後とも柔軟なシステム対応およびバージョンアップを期待するとともに、クラウドサービスの普及による提供メニューの充実化にも期待しています。