JBCCでは従来、オンプレミスで約80システム、230台の仮想マシンを管理していました。これらをすべてクラウドへ移行するためには、仮想マシンで稼働しているサポート切れOS上のアプリの再開発に数年かかる試算でした。そこで、システム全体の見直しを行い、SaaS利用やAWSへの移行が可能な約30システムを除き、人事・見積・請求・発注・工数管理・経営分析など50システム/130台のサーバーを、VMware Cloud on AWS環境へ移行しました。クラウド化にかかった期間は約5カ月という短期間で、現行の運用方法をほとんど変えることなく、高額なデータセンターを閉鎖し、賃料やネットワーク費用の削減、安定的なシステム運用を実現しました。