■ サービス提供の背景 近年、日本の生産年齢人口は減少傾向にあり、企業において人材不足への対策や生産性向上に向けた取り組みの一環として、単純な事務作業や膨大な書類業務等を自動化するRPAが注目されています。その一方、RPAを成功させるためには、導入前の綿密な業務整理やその業務整理に沿ったRPAツールの設定、さらには業務変更があった際のメンテナンス等、専門的な知見が必要不可欠であり、専門人材不足や多大な導入コスト等の問題から、導入を断念する企業も増加しています。 このような状況のもと、ARGOS LABSでは、初心者でもすぐに活用ができ、かつ導入コストが圧倒的に低価格なAI/ML統合プラットフォーム『ARGOS RPA+』を開発しています。『ARGOS RPA+』は、ノン・プログラミングで自動化の設定ができるとともに、AIやMLを活用した条件判断・分析により、定型業務だけではなく非定型業務までも自動化できることを最大の特徴としています。また、『ARGOS RPA+』には、コニカミノルタグループの米国研究所であるKM Research and Development Lab.(所在地:カリフォルニア州サンマテオ)の最先端デジタル画像処理技術を基盤とする手書き文字認識人工知能(AI-OCR)も搭載されており、従来の文字認識ツールにおいて困難とされていた、類似した文字や個人のくせの強い文字までも高精度で読み取ることが可能であり、書類の内容をシステムへ入力する作業等を大幅に削減することが可能です。 デジタルハーツでは、ソフトウェアテストを中心にその関連業務であるサイバーセキュリティやIT保守・運用等、幅広いサービスを提供することで、IT人材不足に課題を持つ企業を総合的に支援しております。この度、顧客企業においてRPAに対する支援ニーズが増加するとともに、デジタルハーツがソフトウェアテストで培ってきた業務プロセスの細分化や可視化、条件によるパターン分けといったノウハウが、RPAの導入・運用支援と親和性が高いことから、この度、RPAの専門知識及び『ARGOS RPA+』を有するARGOS LABSとパートナー契約を締結し、本サービスの提供を開始することといたしました。