コロナ禍の影響を受けて、介護の入門資格である介護職員初任者研修を受講する外国人が増えていますが、介護職に従事したことのない外国人にとっては業界特有の専門用語など日本語の壁が厚く、他の日本人生徒と混じって学習するのに苦労しています。また、指導する側の学校も、外国人だけの特別メニューを提供するのが難しいのが現状です。そのため、一般社団法人外国人介護職員支援センター(千葉県市川市、代表理事 井上文二)では、外国人介護職に提供している学習支援コンテンツのうち、介護の日本語学習と介護の基礎知識の学び支援を他校で学習している外国人初任者研修受講生にも提供することを決め、3月8日より提携する学校への案内および学習希望者の受付を開始しました。

当センターでは、一般社団法人国際介護人財組合(通称:INA)と提携して、日本在住の外国人介護職に無料で介護の日本語、技能実習評価試験学習、実務者研修宿題サポート学習及び介護福祉士入門学習を提供しています。今回は、これら現職介護職への学習支援に加えて、介護職には就いていなくてもこれから資格を取得して介護職を目指したい外国人に対しても、INAの無料会員に登録することによって、学習コンテンツの一部を開放する仕組みになります。なお、この仕組みを利用するには、初任者研修を開講する学校からの推薦手続きが必要となっています。

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具体的な学習支援は以下の通りです。

A.介護の日本語学習支援

介護の日本語学習の入門から記録作成学習までをオンデマンド学習とズーム学習にて

学習メニューページ http://www.maripartners.net/webtutor/list_INA_nihongo.html

B.介護の基礎知識習得支援

介護技能実習評価試験対策を兼ねた、特定技能テキストに沿ったオンデマンドビデオ学習

学習メニューページ http://www.maripartners.net/webtutor/list_support_shoninsha.html

C.介護職に関する情報提供やその他学び支援

INA会員フェイスブックグループ内にて関連情報の学びや情報収集

ZOOMによるフリートークホームルームや一般日本語学習ズーム教室などもあり。

INAの無料外国人個人会員制度は原則、現職の介護職しか入会できませんが、この度、初任者研修受講中の外国人であれば介護実務未経験者でもINA会員への道を広げる特例措置を講じていただくことになりました。当センターが提供する種々学習支援コンテンツの活用を通して、外国人の初任者研修の円滑な受講をサポートし、介護業界への就職を後押しできればと思います。

お問い合わせ先:
一般社団法人外国人介護職員支援センター
〒272-0021 千葉県市川市八幡5-15-14
電話 047-713-6214 FAX 043-332-9640
メール info@caregiverjapan.org
HP http://caregiverjapan.org/



配信元企業:一般社団法人外国人介護職員支援センター
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情報提供元: Dream News
記事名:「 介護実務未経験の外国人介護職員初任者研修講座受講生へ介護基本学習支援を提供開始、外国人の介護職への就職を後押し