◎社会情勢によって閉ざされる子どもたちの心

学校法人青叡舎学院 勇志国際高等学校(校長 野田将晴)は、九州からエネルギーを届けることをモットーとして活動する演劇集団「陽(ひざし)project」(代表シマハラヒデキ)とタッグを組み、3月に舞台公演を行うこととした。
勇志国際高等学校では、高校生にもっと自由な自己表現を確立してほしいという願いを込めて、芸能コースを開設している。最初は興味本位ながら、だんだんとエンターテイメントの魅力に惹かれプロフェッショナルを目指す俳優の卵たちが、日々熱い稽古を行っている。そんな折にやってきた「withコロナ社会」。令和2年度の卒業公演も中止となり、世間のエンターテイメントに対する強い反応を見て、心傷つき、夢を諦める生徒も続出する。このことに対し、学校は危機感を募らせた。

時を同じくして、九州を拠点に演劇活動を行う「陽project」も、代表が忍者を務めるテーマパーク「元祖忍者村 肥前夢街道」にやってくる子どもたちの様子に変化を感じていた。楽しむことに対し忌避感を抱き、感情を表に出すことを悪いことのように感じている子どもたちが明らかに増えたのだという。”生命力を売る”をモットーに掲げる代表にとって、これは見過ごせない出来事だったのだ。



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◎教育とエンタメがタッグを組む

両者の危機感が合致し、舞台の公演が決定した。「陽project」が主催し、勇志国際高校が後援を行い、子どもたちに、世界に夢と元気を届けるエンターテイメントを発信する。

舞台公演を行うまでには、膨大な費用や長い準備期間が必要である。その数か月の間に濃厚接触者が1人でも出れば、公演は中止。公演ができたとしても、観客の数は大幅に削らねばならない。興行としては成り立たず、残るのは大きな赤字のみ。
それでも、長く疲弊する社会で心に闇を積み重ねてしまった多くの人の心を救うべく、両者は手に手を取って立ち上がった。



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◎万全のコロナ対策を行った上で子どもたちが心躍るテーマをエネルギッシュに描く

この公演では、チームマスクを配布、大勢の立ち回りを制限し、プロジェクションマッピングを使って映像との闘いを演じるなど、随所に感染予防対策に対する処置をとっている。普段であれば、3時間超えの長編を作り上げる「陽project」がミディアムバージョンの90分作品を2作品同時期に展開するのも、感染症対策の一環だ。

今回の公演は、日本中で空前絶後の大ブームとなった『鬼滅の刃』で子どもたちが大好きな鬼にまつわるストーリーが展開される。
桃太郎の起源となった大和王朝の話が繰り広げられる~陰陽道~と、それによって生まれてしまった桃太郎の物語を異世界ファンタジー風に若い世代に人気のある2.5次元舞台テイストで作り上げている。
演者は、普段の2倍近い台詞や段取りを覚える必要があり、稽古も過酷なものになっている。しかし、現役の高校生たちは、プロとして活動する大人たちに負けじと、稽古に臨んでいる。

先日公開されたビジュアル画像からも、その大人顔負けの熱意がうかがえる。

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◎勇志国際高等学校3年 赤星歩夢さん

抱負は『お客様に生命力を届ける』です。
ヒデキ先生が教えてくれた言葉で、聞くたびに胸が熱くなるので自分もこの言葉を大切にしています。生命力は簡単には届きません。だからこそ届けたい。お客様の観劇後の人生が演劇の力で、私達の想いで、少しでも輝いてほしい。苦しい時の糧や、労りになれるよう熱く頑張りたいです


◎主演 窪田りのさん

約1年間、陽projectの公演を待ってくれたお客様に、この公演を見て「生きててよかった」「明日も頑張ろう」って思っていただけるように、吉備津彦乃命という役を妥協なく、気持ちに嘘がないように、誰よりも役を生きたいです。そして沢山の化学反応を起こし、お客様を感動の渦に巻き込んでいきたいと思います。






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◎集まっていく賛同者

この熱量に賛同し、豊島園の閉園セレモニーに呼ばれる等全国をまたにかける和太鼓奏者”壱”の参加も決定。本番では大太鼓の生演奏も聞ける等、公演が間近に迫る中、ますますヒートアップしている。

「多くの人にエネルギーを届ける」をモットーに
楽しみを奪われた子どもたちや、生活が困窮し、娯楽に費用をかけられなくなってしまった家庭を支援するため、小学生以下または、シングル家庭の親子を無料招待することが決定している。

大人から子どもまで楽しめるエンターテイメント舞台
この機会に舞台を観て、「生きる力」を感じてはいかがだろうか。

「陽project×勇志国際高校」提携 舞台公演
『AND TO THE LEGENDARY』~陰陽道~~桃源郷~2作品同時期公演

出演:シマハラヒデキ(陽project)、窪津りの(陽project)、今中智尋、田中輝大、赤星歩夢(勇志国際高等学校EES)、高橋涼(TRYCREW ENTERTAINMENT)、土橋彩音、木本一成、朝部聡(エーライツ)、原田陽多(勇志国際高等学校EES)、松嶋梨奈(勇志国際高等学校EES)、渡辺優菜(Baby banker)、三原ありさ(陽project)

2021年3月
19日(金)19時~陰陽道
20日(土)12時~桃源郷
16時~陰陽道
19時~桃源郷
21日(日)12時~陰陽道
16時~桃源郷
前売券3,500円 当日券4,000円
小学生以下 無料招待
シングル家庭 無料招待
オフィシャルサポーターチケット(予約席6枚+特典)21,000円
お問い合わせ:hizashi001@yahoo.co.jp
勇志国際高等学校:http://yushi-kokusai.jp







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配信元企業:学校法人青叡舎学院 勇志国際高等学校
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情報提供元: Dream News
記事名:「 「コロナ禍」でのエンターテイメント ~世界に元気を。高校生が体当たりで挑むプロの舞台。エンタメの意義を再認識~