飲食店向けにITを活用した順番待ちソリューション事業を展開する、株式会社EPARKグルメ(本社:東京都豊島区、代表取締役:白石 広樹「EPARKグルメ」)は、宮崎県宮崎市(市長:戸敷 正)のマイナンバーカード交付受付窓口において順番待ち発券機EPARKの運用が始まったことを2021年2月24日お知らせいたします。

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総務省が発表するマイナンバーカード交付状況(令和3年2月1日現在)※によると、都道府県別の人口に対する交付率で、宮崎県は34.0%と唯一30%を超え全国第一位となっています。先進的な取り組みを積極的に行いながら交付率を伸ばし続けるなど、全国からも高い注目を集める同県において、最大人口を抱える宮崎市ではどういった取り組みを行っているのでしょうか。同市が取り組むマイナンバーカード関連施策について宮崎市総務部情報政策課マイナンバーカード推進室の江下様にお話をお伺いしました。

―宮崎市様の窓口におけるEPARK発券機の導入状況を教えて下さい。

現在、宮崎市役所内のマイナンバーカード推進室と、複合型ショッピングセンター宮交シティ内のマイナンバーカード推進センターの2カ所でEPARKの発券機を設置しております。
マイナポイント付与期間が2021年9月までに延長され、マイナポイント付与条件について、同年3月末までのマイナンバーカード申請が条件となったこと、国(地方公共団体情報システム機構)がカード未取得者に対してQRコード付き申請書を再送付している関係で、宮崎市でも日々多くの市民がマイナンバー関連の手続きを行うため来庁されます。そのタイミングと導入時期が合致したこともあり導入の効果を実感しています。

―多くの類似機器がある中でEPARK順番待ち発券機を採用した理由を教えて下さい。

既に導入していた機器よりも導入しやすい価格設定であったことに加え、汎用性が高く導入までの準備期間が自治体向けの他の機器に比べ非常に短かったことが要因として挙げられます。
他社比較も行ったのですが、多数の飲食店で導入されていることで市民にも認知されている点もさることながら、東京都港区や大阪府堺市など、既に大きな自治体での導入実績もあることを知り、大都市での利用においても安定運用されているという安心感を持ちました。他の自治体での導入事例は特に周囲の意思決定をスムーズに運ぶ上では重要なポイントであったと思います。

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―ご活用いただく中で、どのような点が良かったと感じられていますか。

EPARKの発券機を導入するまでは紙で受付を行っていましたが、感染症対策と業務効率に課題を感じていました。導入後来庁者の反応を見ていると、EPARKを既に県内の飲食店で利用したことがあるせいか、馴染みやすいという印象を受けました。職員が操作方法を細かく説明しなくてもスムーズにご利用いただけている点に満足しています。
発券した後は表示機での番号表示と自動音声での呼び出しも行っていますので、利用者側としても自分の順番が来たことがとても分かりやすいのではないでしょうか。また職員としても受付対応や大声で番号を呼び出すといった感染対策上の不安なども同時に解消できることから、満足度も非常に高いと感じています。


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―宮崎市様のマイナンバーカード普及率状況はいかがですか。

2月1日現在での全国の人口に対する交付率は25.2%という中で、宮崎市は34.6%まで伸びて来ていています(2021年2月1日現在総務省データ参照)。
昨年はマイナポイント等の政府施策により、マイナンバーカード新規発行数が大幅に増えましたが、ここから今の倍の普及率に持っていくのはそう容易ではありません。限られたリソースで効果を最大化していくためにも今後は、より一層効率化が必要であり、ICTやデジタルで解決できる部分は積極的に活用していきたいと考えています。そして来庁者が安全で便利に、待ちやすい環境を整えた上で、普及率を更に向上させていきたいと思います。

―全国の年代別普及率データを見ると若年層でマイナンバーカードを持っていない方がまだ多いように感じます。宮崎市様では世代別での普及施策や活動などはお考えでしょうか。

世代別に訴求した方が短期間で普及率も上げられるのではないか、といったご意見もいただくのですが、予算もリソースも限られており公共的な視点も求められる中で、民間のような柔軟な施策がなかなかスピード感をもって着手できていない部分も確かにあります。
そのような中、今後、コロナ終息を想定し取り組んでいく施策としては、日中は仕事や学校で申請に来ることができない世代の方向けに、我々が直接、職場や学校、商業施設等に出向いてメリットや使い方の説明と受付までをサポートするといった、地道ではありますが確実に市民の認知向上や理解を得られるような活動も行っていく予定です。

―EPARK発券機活用メリットの1つであるWEB受付について今後利用を検討される予定はありますか。

WEB上での混雑状況表示や受付は利用者にとっても非常に便利な機能と捉えていますので、環境が整えば活用していきたいと考えています。特に他の自治体でも活用されているところもあると伺っていますので利用状況などを伺いながら今後検討していきたいと思います。


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※総務省「マイナンバーカード交付状況について」
https://www.soumu.go.jp/kojinbango_card/#kouhu

【順番待ち受付システム導入施設】
宮崎市役所マイナンバーカード推進室
〒880-8505
宮崎県宮崎市橘通西1丁目1番1号 第二庁舎1階

宮崎市マイナンバーカード推進センター
〒880-0902
宮崎県宮崎市大淀4丁目6番28号 宮交シティ3階


【会社概要】
会社名         :株式会社EPARKグルメ
代表者         :代表取締役社長 白石広樹
本店所在地       :〒171-0014 東京都豊島区池袋二丁目52番8号
事業内容        :飲食店向け順番待ち・テイクアウト等のソリューション事業
資本金         :5億円
設立          :2004年9月1日
URL          https://gourmet.epark.co.jp
順番待ちサイト     https://epark.jp
順番待ちサイト(法人) https://epark.mbtn.jp/landingpage/

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配信元企業:株式会社EPARKグルメ
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情報提供元: Dream News
記事名:「 EPARKグルメが地方自治体のデジタル化を支援 ~宮崎市によるマイナンバーカード交付窓口混雑緩和施策先進事例~