世界中の学生がテクノロジーを通じて教育の機会を得られるよう取り組みを継続

※本リリースは2020年12月21日にスイスのシャフハウゼンで発表されたプレスリリースの抄訳です。

サイバープロテクションのグローバルリーダーであるアクロニスは本日、2020年のアクロニスサイバー財団(Acronis Cyber Foundation)による主な出来事と活動について発表しました。アクロニスサイバー財団は、学校とコンピュータ教室を開設し、ITおよびコンピュータリテラシーに関するプログラムを提供し、スポーツ分野のテクノロジーおよび量子技術に関する書籍を執筆して世界中の恵まれない国々の子どもたちに寄贈しました。

アクロニスサイバー財団は、2018年にアクロニスの創立15周年を記念して設立されました。これまで、ラオス、グァテマラ、ペルー、レバノンなどの国々に学校を建設し、開校しました。新型コロナウイルスが猛威を振るい、他の緊急事態が発生する中でも、アクロニスサイバー財団はパートナーとともに強い意志を持って、支援対象の地域社会で知識の形成、普及、保護に取り組みました。

2020年の最後には、マダガスカルの荒廃した学校を再建することができました。この校は現在、最大425名の学生を受け入れており、新しいトイレや手洗い場を含む新水道設備も設置されました。同校の学生はすでに試験を受けましたが、その平均スコアは94%で、マダガスカルの平均よりもかなり高い成績を記録しました。

アクロニスのNGOパートナーであるGemsOfMadagascarの創業者、ミシェル・ラーム(Michelle M. Rahm)氏は現場でこのプロジェクトに貢献し、次のように述べています。「マダガスカルでの新たな学校の建設は、この地域に高等教育をもたらし、学生が終日講義を受けられるほど十分な規模です。これは、以前は不可能なことでした。また、この学校は中心地にあるため、子供たちが自宅で温かい昼食をとることもできます。国内にいるプロジェクトマネージャーがアクロニスとともにこの建設プロセスを継続的に監督し、費用管理を行いました。彼が今後も数年にわたってこの学校施設の監督を続けていきます」

アクロニスサイバー財団は2020年に以下の事業も達成しました。
● ニカラグア、ネパール、マダガスカルに新しい学校を3校開設しました。

● 5か国以上の853家族の1,725人を超える子どもたちをアクロニスの学校コミュニティから支援しました。具体的には、緊急食糧支援パッケージの配布、および衛生用品の供給と手洗い、衛生管理に関する情報提供を行いました。

● アクロニスサイバー財団は、新型コロナウイルスの感染期間中にリモート学級に接続するために、2つのコンピュータ教室を開設する計画を完了し、2021年の初めにタンザニアとネパールで教室が開設されることになりました。

2021年に予定される新しい学校4校の開設とコンピュータ教室の増設
アクロニスサイバー財団は2021年にさらに学校を4校建設し、これまで建設した学校のすべてにコンピュータ教室を設ける計画を立てています。アクロニスは、2021年2月にドミニカ共和国、4月にナミビア、7月に南アフリカ、12月にマラウイで学校を開設する予定です。

アクロニスはこれらの新設の学校に対して、教育インフラの刷新と構築によって、より優れた学習環境を学生に提供するという強固な計画を打ち出しています。アクロニスサイバー財団もまた、学校システムや地域社会が互いに繋がりを持ってアイデアを共有できるように、学生に対してコンピュータリテラシー講座などの新たな教育の機会を提供する予定です。

アクロニスサイバー財団は各国の持続可能な学校プロジェクトを探し出して、それが確実に遂行されるように、Entrepreneurs for Knowledgeと連携して取り組んでいます。アクロニスは、この事業が3年目に突入した今、該当する世界中の地域社会を支援できることを誇りに思っております。アクロニスサイバー財団の詳細については、www.acronis.orgからご確認ください。

アクロニスの財務会計部門マネージャーであるメリンダ・マカフィー(Melinda MacPhee)は次のように述べています。「私は過去2年にわたってアクロニスサイバー財団のボランティアメンバーとして活動してきました。新型コロナウイルスが蔓延する前にセネガルに学校を開設できたことは、人生を変える大きな経験となりました。アクロニスでなければ実現できなかったことです。アクロニスサイバー財団の成功と、私たちが子どもたちの生活にもたらした幸福を見れば、人生が変わります。これが、テクノロジーが私たちの生活の中で人と人を繋げるために、そして子どもたちが望み得る最高の教育を受けられるようにするために存在している確かな証拠です」

アクロニスサイバー財団について
アクロニスサイバー財団は2018年にアクロニスの創立15周年を記念して設立されました。当社の創業者であるセルゲイ・ベロウゾフ(Serguei Beloussov)が友人のIT起業家ヨッヒェン・バーガー(Jochen Berger)氏とともに、Entrepreneurs for Knowledge GmbH(EFK)を設立しました。EFKは慈善団体であり、ドイツで登録されています。

EFKは「サービスとしての基金(Foundation as a Service)」というコンセプトで、世界中の恵まれない子どもたちに対する教育の機会を無理なく生み出すために企業を支援しています。それらの企業に対して無償で提供されるサービスが、この学校プロジェクトの資金提供者と子どもたちにとってWin-Winの状況を作り出しています。これまで、すでに26を超える学校プロジェクトが実現に至りました。
アクロニスサイバー財団は各国の持続可能な学校プロジェクトを探し出して、その確実な遂行を実現するために、EFKと連携しています。この協力関係によって、できる限り多くの子どもたちに、知識を得て貧困の連鎖を断ち切るチャンスを贈るための取り組みである、アクロニススクールズイニシアティブ(Acronis Schools Initiative)の影響力と規模が拡大しています。

Acronis(R)は米国、およびその他の国におけるAcronis International GmbHの登録商標です。
ここに記載されるその他すべての製品名および登録/未登録商標は、識別のみを目的としており、その所有権は各社にあります。



配信元企業:アクロニス・ジャパン株式会社
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情報提供元: Dream News
記事名:「 アクロニスサイバー財団の2020年振り返り:新型コロナウイルスが感染拡大する中、3校の学校と2つのコンピュータ教室を新たに開設