オリビエ・ラタニキ(以下オリビエ):日本の『Dead by Daylight』コミュニティは非常に協力的で、熱心なプレイヤーによって支えられていることをいつも感じています。日本のファンのために何か特別なものを作りたいという思いから企画がスタートしました。音楽は『Dead by Daylight』の重要な要素として、恐怖やぞっとする感覚をもたらし、各ゲームの独特の雰囲気でその世界に没入させてくれるものです。
オリビエ:2018年にリリースした「断絶した血脈」チャプターで『Dead by Daylight』の殺人鬼「スピリット」として知られる「山岡凜」を登場させました。それを祝うために、初めてBehaviourは東京ゲームショウに参加し、初めて日本のファンに会う素晴らしい機会をもつことができました。凜の姓(そして後に彼女の先祖である殺人鬼キャラクター「鬼」もですが)に気づいて、山岡さんと何か関係があるのでは?と考えてくださったホラーファンのプレイヤーもいましたが、実際にこれはおもいがけない偶然です。そしてこの偶然は2年後の特別なプロジェクトが動き始めるまで、私たちがずっと心に留めていたことも事実です。
マシュー:ショートバージョンは、『Dead by Daylight』の「サイレントヒル」チャプターでゲームに使用したものです。これについては以前に、ミシェルも登場している動画で彼自身が語っているとおり、素晴らしいコラボレーションでとても満足のいく作品に仕上げることができたと喜んでいました。そして今回のアルバムに収録されたフルバージョンは今回の企画のために、新たに素敵なアレンジが加えらたと感じています。
■Dead by Daylight の初となる日本語の歌唱曲「月のように」については、ゲーム内唯一の日本人生存者キャラクター「木村結衣」をテーマに制作されていますが、どんなメッセージやイメージを込めて作詞・作曲をされましたか?完成後の感想もぜひお聞かせください。
マシュー:最初は歌詞の意味が分かりませんでしたが、曲を通してAkira Yamaokaならではの響きをはっきりと認識しました。もちろん『Dead by Daylight』の音楽で日本語の歌詞を聞けることは、特別な喜びでした。アコースティックギターは、生存者のテーマの重要な部分であり、彼の歌でのギターの使い方はとても気に入っています。
■このプロジェクトにおける、コラボレーション作品の完成には満足していますか?
山岡:大変満足です。目指したイメージ通りです。たくさんの人に聞いてもらえると嬉しいです!
マシュー:素晴らしいコンポーザーから生まれた、この特別なDead by Daylight のサウンドトラックは、ファンの皆さんに新たなDead by Daylight の魅力を感じていただける素晴らしいプロジェクトになったと思います。もちろん完成した作品にはとても満足しています。ファンの皆さんからの反応も楽しみにしています!
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