介護向け住宅リフォーム事業を行う株式会社ユニバーサルスペース(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:遠藤 哉)は、第2回デザインアワード『安心・安全な住み良い家づくりにつながるユニバーサルデザイン』を開催し、選考の結果、最優秀賞をはじめ、各賞の受賞者が決定し、2020年12月3日にオンラインで授賞式をおこないました。

本アワードは、「高齢化社会の暮らしを豊かにする」をキーワードにデザインアイデアを広く募集しました。これは才能ある学生やデザイナーと出会い、応援、コラボレーションを目的としたコンペティションです。

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■介護リフォームで暮らしを豊かに 幅広い年齢層からエントリー

当社2回目となる本アワードでは、介護保険の対象となる「手すりの取付」「段差解消」「床材変更」「扉の交換」「洋式便器への交換」の5種類にテーマを絞り、高齢者、家族、介護者らがほっと笑顔になれるデザインアイデアを募集しました。
今回、14歳~54歳の幅広い年齢層から15名のエントリーがあり、様々なデザインアイデアが提案されました。

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■最優秀賞 大学生が家族の介護体験をもとに念入りリサーチ トイレまわりに着目した実用性ある作品

最優秀賞に選ばれたのは和歌山県在住の20歳の大学生、山本創大さんの「ブラインドア(炭型)」です。
在宅介護で困難なポイントである「トイレまわり」に着目した作品。ブラインド型の扉は自動で昇降し、炭が編み込まれたブラインド素材を使用し脱臭効果も。ブラインドをおろしておくことで視線を完全に遮ることができます。また、耐久性もあるのでドアとしての機能を果たすことができます。

受賞に際して、山本さんは「家族の介護実体験インタビューし、在宅介護で困難なポイントとであるトイレに着目しました。在宅の介護のみならず介護施設でもシャワーブラインドのようなもので仕切っているが、すぐに壊れるといった悩みもわかりました。これら課題を解決するデザインとして考案しました」とコメントしました。

審査員からは、「全体的な完成度が高い」「交換可能なモノに対してシンプルに設置できること、扉の可能性として開き戸か引き戸ではなく、第3の視点として上下に着目した点が良い」など評価されました。

その他の受賞作品も、デザイン性と実用性の両方が兼ね備えられ、簡単なアイデア止まりではなく、しっかり考えられた作品が多い傾向でした。

受賞した作品は商品化も検討しており、今後も介護リフォームの理解促進につながる取り組みを積極的におこなっていきます。

【受賞アイデアについて】
最優秀賞 
山本創大さん (20歳)
「ブラインドア(炭型)」
※前述に詳細を記載

優秀賞  
毛塚順次さん (48歳)
「段差解消蛇腹スロープ」
樹脂製の蛇腹構造で軽量、かつ、スロープ幅を変更でき、靴箱に収納できるので玄関スペースを広く使えます。
持ち運びが可能で、家の玄関以外にも、駅の重いステンレスのスロープ代替にも活用可能などが汎用性の高さ・低価格で提供できる可能性などが評価されました。

中村鴻成さん (20歳)
「easy grab」
ドアノブを握りやすく誘導するための手すり。手すりからドアノブまでをシームレスに繋ぐことができます。
握りかえることなくドアノブをつかめるので利用者目線のデザインである点や、手すりとノブが一体化され家の中の風景が複雑にならない点が評価されました。

佳作   
石川詞央里さん (20歳)
「森の木格子」
介護者だけでなく、家族もホッとできるお風呂の手すり。格子状の手すりが風呂場を一周しているので、浴槽のどこにでも手すりがあり、また、木の香りと見た目で癒されるバスタイムを楽しめます。
機能性だけでなく、殺風景なお風呂の空間性を温かくするデザインと評価されました。

山田寛さん (36歳)
「ほそいほそい柱のような手すり」
床と天井に棒をつっぱる細い柱のような手すり。あと施工でも、家の空間性や見た目を複雑にせずに美しく設置できます。細い柱のような手すりの位置は、介護する側とされる側がお互いコミュニケーションを取りながら位置を決めていきます。
一般的には横に設置する手すりを縦にし、家の空間性を保つことができる点、また、利用者も身長や姿勢を問わず利用ができる点が評価されました。

石原未悠さん (20歳)
「楽しむ壁」
自分で色や形を選択してカスタマイズできる壁。ボルダリングのホールドは立ち上がる時の支えとして使え、自分が使いやすいように場所を変更できます。
視覚が不自由な高齢者も一緒に住む家族も視認性あるカラフルな支えを楽しんで活用できる点が評価されました。

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【デザインアワード 授賞式の概要】
日時:2020年12月3日(木)
場所:オンライン
参加者:受賞者5名、審査員4名
タイムスケジュール:
13:00開会
13:05 主催者挨拶
13:15 表彰・審査員総評・受賞者のコメント
14:00終了

【第2回デザインアワードの概要】
テーマ :『安心・安全な住み良い家づくりにつながるユニバーサルデザイン』

内容:
介護保険の対象となる「手すりの取付」「段差解消」「床材変更」「扉の交換」「洋式便器への交換」の5種類にテーマを絞り高齢者、家族、介護者のみんながほっと笑顔になれるデザインアイデアを募集。

審査基準 :
・テーマに沿ったデザイン提案であること
・新規性、オリジナリティがあること
・私たちの生活をより豊かにし、喜びあふれるものにすること
・アイデアレベルから実施設計レベルまで幅広く叡智を求めます

審査員 :
・丸谷博男(建築家、エコハウス研究会代表理事、
一般社団法人ARTISAN日本代表理事)
・若原一貴(建築家、日本大学芸術学部デザイン学科准教授)
・加島守(高齢者生活福祉研究所 理学療法士 所長)
・遠藤哉(株式会社ユニバーサルスペース代表取締役)

応募資格 : 一般・社会人、学生、高校生、デザイナーなど一切資格を問いません。

賞/賞品:
最優秀賞   1点 10万円
優秀賞   2点 5万円
佳作    3点 1万円

提出物    :
プレゼンテーションシートA3片面2枚以内
下記内容を自由に表現
作品タイトル・コンセプト文
作品イメージ(写真・イラスト・CG・図面など)

スケジュール :
受付  10月1日~11月18日(水)
作品応募  10月1日~11月18日(水)
審査日  11月26日(木)
結果発表  11月27日(金)
授賞式     12月3日(木)Zoomにて開催

応募方法  :WEBサイト (本アワード用の特別サイトからエントリー)
https://universalspace.jp/competition/

主催: 株式会社ユニバーサルスペース

協賛 : 株式会社小泉神奈川

問い合わせ  : info@universalspace.jp

【店舗概要】
店 名 :介護リフォーム本舗
設 立 :2013 年
店舗数 :全国に100店舗 (直営店は4店舗)
(北海道1店舗、宮城県1店舗、東京都24店舗、
神奈川県12店舗、埼玉県11店舗、群馬県2店舗、
茨城県1店舗、栃木県2店舗、千葉県9店舗、
愛知県4店舗、三重県1店舗、岐阜県1店舗、静岡県6店舗、
大阪府10店舗、兵庫県2店舗、福井県1店舗、富山県1店舗、
石川県2店舗、岡山県1店舗、広島県3店舗、福岡県3店舗、
熊本県1店舗、鹿児島県1店舗)
URL :https://kaigor.com/
工事実績:56,000 件
2013 年度 3,700 件 / 2014 年度 4,000 件 / 2015 年度 4,200 件
2016 年度 5,000 件 / 2017 年度 7,100 件 / 2018 年度 8,500 件
2019 年度 10,500件
売上高 :2013 年 12 月 3 億 6,500 万円 / 2014 年 12 月 3 億 8,300 万円
2015 年 12 月 4 億 1,700 万円 / 2016 年 12 月 4 億 6,100 万円
2017 年 12 月 6 億 2,600 万円 / 2018 年 12 月 7 億 8,200 万円
2019 年 12 月 10億900万円

特 徴 :
・業務を効率的に回し、単価が低くても収益につなげるビジネスモデルを構築し
フランチャイズ化。
発明の名称「介護リフォーム支援システム」特許第 6222945 号
・介護事業者や施工を実施するリフォーム業者との連携をネットワーク上でシステム化。
見積作成、介護保険の申請書類の作成、顧客情報、工事内容、部材の手配などの事務作業を
一括で管理できるクラウドシステムを構築。
・画像認識 AI(人工知能)を活用し、介護リフォーム工事の見積作成を自動化するアプリを開発。
発明の名称「リフォーム業務支援システム リフォーム業務支援サーバー」特許第 6391206 号

【会社概要】
社名 :株式会社ユニバーサルスペース
代表 :遠藤 哉
本社 :神奈川県横浜市戸塚区戸塚町3002
ホームページ :https://universalspace.jp/
TEL :045-392-6015
設立 :2009年1月
資本金 :2,000万円
従業員数 :28名
事業内容 :フランチャイズ事業/介護リフォーム/リフォーム/設計監理・施工管理業務/宅地建物取引業/保険代理業

<本件に関する問い合わせ先>
ユニバーサルスペース広報事務局 担当:杉村(携帯:070-1389-0175)
TEL:03-5411-0066  FAX:03-3401-7788  E-mail:pr@netamoto.co.jp



配信元企業:株式会社ユニバーサルスペース
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情報提供元: Dream News
記事名:「 介護保険対象の5種に絞った 第2回ユニバーサルデザイン アワード授賞式開催 最優秀賞はトイレの仕切りとして活用できる「ブラインドア(炭型)」20歳大学生が家族の介護実体験をもとに考案 高い意匠性を評価