11月19日、ジンコソーラーは深圳で開催されたOFweek 2020(第11回)太陽光発電産業大会に招待され、「182 mm角のモジュールの優位性とシステム技術に関する分析」をテーマとして講演を行った。来年の太陽光発電市場では、182 mm角のモジュールは風潮になるかもしれないと予測した。

従来の単結晶Siウェハーは156mm角が主流であったが、現在158mm角、166mm角へのシフトが進んでいる。今年の下半期には、太陽光発電産業チェーンの相次ぐ値上げラッシュが主流サイズのモジュールのコストを上昇させ、より大きなサイズのモジュールのコストと主流サイズのモジュールのコスト差が縮小され、182 mmサイズのメリットが明らかになった。

現在主流モジュールに比べ、182mm角のモジュールの量産効率は21%以上になって、順調に量産化の段階に入ってくる。また182mm角セルのカットセルの合格率は158mmとほぼ同じである。機械負荷、熱斑及び作業温度から見ると、182 mm角のモジュールは超耐久・長寿命の製品である。インバータの互換性について、パワコン(PSC)大手企業のファーウェイとSUNGROWは、自社のPVインバーターは182mm角セルの製品を完璧にマッチできると明らかにした。11月中旬にジンコソーラー、JAソーラー、ロンジソーラーによって共同開催されたフォーラムでは、2021年3社の182mm角のモジュールの生産能力は54 GWと予定、ロンジソーラーも「来年のところ、166 mm角のモジュールと182 mm角のモジュールの生産能力はそれぞれ半分を占めます」と述べた。

2020年10月初まで、ジンコソーラーTiger Proシリーズモジュールの累積注文2 GWに達した、今は182mm角の大型セルを用いた「Tiger Pro」を開発している。Tiger Proシリーズは、ジンコソーラーの182 mm角のモジュールの代表製品として、高出力&高効率の特徴があるだけでなく、より低いBOSコスト、より優れた発電能力と信頼性を持つ。

182mm角のTiger Proシリーズモジュールの生産能力の予測について、ジンコソーラー副総裁の銭晶氏は、「2021年Tiger Proシリーズの182mm角セルを用いたモジュールの生産能力は6割を占めます」と語った。


ジンコソーラー(JinkoSolar Holding Co., Ltd.)について
ジンコソーラー(NYSE: JKS)は太陽光発電産業のグローバルリーダーです。ジンコソーラーは中国、米国、日本、ドイツ、英国、チリ、南アフリカ、インド、メキシコ、ブラジル、アラブ首長国連邦(UAE)、イタリア、スペイン、フランス、ベルギー、その他の諸国地域にあるさまざまな公益、商業、居住区顧客基盤に対し、自社ソーラー製品を供給し、自社ソリューションとサービスを提供、販売。ジンコソーラーは2020年6月30日時点で、垂直統合ソーラー製品バリューチェーンを構築して、生産能力につきまして、シリコンインウエハーが20GW、太陽電池が11GW、太陽光発電モジュールが25GWに達している。

ジンコソーラーは世界で7ヶ所の生産拠点があり、日本(2)、韓国、ベトナム、インド、トルコ、ドイツ、イタリア、スイス、アメリカ、メキシコ、ブラジル、チリ、オーストラリア15の海外子会社を持ち、販売チームは中国、イギリス、フランス、スペイン、ブルガリア、ギリシャ、ウクライナ、ヨルダン、ウジアラビア、チュニジア、モロッコ、ケニア、南アフリカ、コスタリカ、コロンビア、パナマ、カザフスタン、マレーシア、ミャンマー、スリランカ、タイ、タイ、ポーランドとアルゼンチンとに広がって、従業員が1万5,000人以上を雇用している。

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情報提供元: Dream News
記事名:「 ジンコソーラー、OFweek 2020(第11回)太陽光発電産業大会に出席