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高品質なウイスキーとスピリッツを国内外に広め、酒類業界のさらなる発展の後押しをすることを目的とした品評会「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)」(主催:TWSC実行委員会/企画・運営:ウイスキー文化研究所)の第3回を、2021年2月から4月にかけて開催することが決まりました。第3回は約200名がリモートで審査を行う一次審査と、約50名を招聘して行う二次審査の2段階審査(ハイブリッド審査)で行います。
<東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)とは>
2019年に第1回を開催した「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)」は、ウイスキー文化研究所が培ってきたウイスキーに関する知見、スピリッツに精通した方々とのネットワークにより創設した蒸留酒(ウイスキー、ラム、ジン、テキーラ、ウォッカ、ブランデー等)の品評会です。その背景には、このような品評会が日本になかったこと、ジャパニーズウイスキーが海外で高く評価されているにもかかわらず、国内にそれを正当に評価する場がなかったことなどがあります。
本コンペティションのジャッジ(審査員)は、全国のバーテンダー、酒類流通業、製造者などを中心とした【洋酒のプロ】によって構成。審査は銘柄を伏せたブラインドテイスティングで行い、100点満点で採点します。
<目的>
・ウイスキーをはじめとする蒸留酒の普及と振興、国境を越えた酒文化の発展を目指す。
・国内外のメディアに向け積極的に発信し、一般消費者に訴求。酒販店、インポーター、飲食店にも直接アプローチすることにより消費拡大を後押しする。
・質の高い審査(評価)と出品者への情報のフィードバックにより、顧客ニーズの把握および品質向上等をバックアップする。
<審査概要>
■審査対象 国内外で製造されたウイスキー、ラム、ジン、テキーラ、ウォッカ、ブランデー等
■出品エントリー期間 2020年9月14日(月)~12月18日(金)[締切厳守]
■出品エントリー料 1~5アイテム:1アイテムにつき 2万5,000円(税別)
6~10アイテム:1アイテムにつき 2万3,750円(税別)※5%割引
11アイテム以上:1アイテムにつき 2万2,500円(税別)※10%割引
■審査日程 2021年2月下旬 ~4月上旬
一次審査[リモート審査]:2月下旬~3月中旬
二次審査[審査会]:4月上旬の1日、都内にて開催予定
※詳細は後日発表いたします
■授賞式 2021年5月末または6月上旬
都内にて開催予定
※詳細は後日発表いたします
詳細については、順次TWSC公式ホームページにて公開予定。
<審査方法>
一次審査 [リモート審査]
全ての出品アイテムをミニボトルに詰め替え、カテゴリーごとに分類。上限8アイテムを「1フライト」にまとめて各ジャッジ(審査員)に送付します。ブラインドテイスティングのため銘柄の表記はありません。1アイテムは10名程度のジャッジにより採点されます。
ジャッジは1フライトごとに指定されたグラスに注ぎ、定められた順番でブラインドテイスティングを行います。審査は、味や香りを確かめながら(1)アロマ(2)フレーバー(3)総合(バランス・フィニッシュ)の3つの観点から100点満点で評価を行います。全てのジャッジから審査シートを回収したのち、最低点を2番目に低い点数に揃える等の調整を行い、平均点を算出。カテゴリーごとに得点を集計し、金賞以上候補の上位アイテム、銀賞、銅賞のアイテムを決定します(発表は後日行います)。
二次審査 [審査会]
審査会場に50名(予定)のジャッジを招聘。1テーブルに8名程度が着席し、一次審査で得点が高かったアイテムを審査対象としたブラインドテイスティングを行います。全ての得点が出揃った後、集計。テーブルごとに審査員がディスカッションを行います。この日に最高金賞、金賞が決まります。
Best of the Best決定 審査会後、特別審査チームを編成。最高金賞、金賞に選ばれたアイテムの中から、No.1に輝く「Best of the Best」のアイテムを選出します。審査方法は一次審査と同様、ブラインドテイスティングによるリモート審査で行います。TWSC2021はシングルモルト、ジンなどから選出する予定です。
ハイブリッド審査について
さらなる審査の質向上のため、リモート審査&審査会の2段階審査を採用
2019年3月に開かれた第1回審査会では、総勢180名が一堂に会し、国内外から集まった527銘柄の洋酒(蒸留酒)を審査。焼酎部門を新設した第2回では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、427銘柄の洋酒の審査をリモートで行いました。コロナ禍の中でのやむを得ない選択でしたが、そこでわかったことは、ひとりで、それぞれの出品アイテムに向き合い点数をつけるリモート審査と、ジャッジ同士で意見交換ができる審査会のそれぞれに利点があるということでした。そこで、「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2021」においては、約200名の審査員が各自で行う一次審査(リモート審査)と、約50名を招聘して行う二次審査(審査会)の2段階審査方式を採用。2つの審査を組み合わせることで審査の質をより向上させ、注目に値する優れたアイテムを選出します。
<TWSC2020実績>
第2回TWSC2020では、427アイテムの洋酒の出品がありました。
ウイスキー文化研究所について
ウイスキー文化研究所は、ウイスキー評論家の土屋守が代表を務める会員制の愛好家団体です。2001年3月の発足以来、国内外のウイスキー・酒文化全般を深く学ぶべく研究を重ね、情報の収集および発信を行っています。また業界に関わる方々とともに、ウイスキー愛好家や飲み手の育成、ウイスキー文化の普及を目的とした取り組みを企画・立案、実施してきました。国内で唯一のウイスキー専門誌『Whisky Galore』の編集・発行、ウイスキーイベントの企画・運営のほか、ウイスキーに関するあらゆる知識、鑑定能力を問う資格認定制度「ウイスキーコニサー資格認定試験」や、ウイスキーを楽しむための知識を問う「ウイスキー検定」を主催しています。
TWSC実行委員長/ウイスキー文化研究所代表 土屋守
プロフィール
1954年新潟県佐渡生まれ。学習院大学文学部卒。週刊誌記者を経て1987年に渡英。取材で行ったスコットランドで初めてスコッチのシングルモルトと出会い、スコッチにのめり込む。帰国後はウイスキー評論家として活躍し、98年にはハイランド・ディスティラーズ社より「世界のウイスキーライター5人」の一人に選ばれる。2014年9月から2015年3月に放送されたNHK朝の連続テレビ小説「マッサン」では、ウイスキー考証として監修を務めた。『シングルモルトウィスキー大全』『ブレンデッドウィスキー大全』(小学館)、『竹鶴政孝とウイスキー』(東京書籍)、『ウイスキー完全バイブル』(ナツメ社)、『ビジネス教養としてのウイスキー なぜ今、高級ウイスキーが2億円で売れるのか』(KADOKAWA)など著書多数。隔月刊誌『Whisky Galore』の編集長を務める。
▼お問い合わせ先
TWSC実行委員会(ウイスキー文化研究所内)/ 担当:加藤、定光(さだみつ)
〒150-0012 東京都渋谷区広尾5-23-6 長谷部第10ビル2階
TEL: 03-6277-4103/Fax:03-3445-6229
E-MAIL: twsc@scotchclub.org
HP:http://tokyowhiskyspiritscompetition.jp/
配信元企業:株式会社ウイスキー文化研究所
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