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集英社グループの総合出版社である株式会社ホーム社(本社:東京都千代田区/代表取締役:吉倉英雄)は、2020年8月26日(水)に『ぼくは挑戦人』(ちゃんへん. 著/木村元彦 構成)を発売いたします。
○在日コリアン3世の少年が、中学2年でジャグリングに出会い、やがて海外へ!
○世界82の国と地域で公演してきたプロパフォーマーが見つけた、自分のアイデンティティとは?
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ちゃんへん. 著/木村元彦 構成『ぼくは挑戦人』
2020年8月26日発売
定価:本体1,800円+税
体裁:四六判ソフトカバー 240ページ
発行:ホーム社/発売:集英社
ISBN:978-4-8342-5338-2
[電子書籍版は9月25日配信予定]
困難を乗り越える勇気がもらえる一冊
著者のちゃんへん.さんは、在日コリアンが集住する京都ウトロ地区出身。根強い民族差別を背景に、小学校時代は苛烈ないじめに遭う。中学2年の時にジャグリングに出会い、各種大会で優勝。北野武さんからの助言を受けた翌日大学に退学届けを提出し、プロパフォーマーとして海外で活躍。これまで82の国と地域で舞台を踏んだ。
現在は大阪を中心とした学校での講演活動が話題を呼んでいる。
本書『ぼくは挑戦人』には、これまでのいじめ体験、そして自らのアイデンティティに悩むも、世界での様々な出会いによって答えを見出した著者の半生が綴られている。
構成はノンフィクションライターの木村元彦さん。
【推薦のことば】
フォトジャーナリスト・安田菜津紀さん
「向かい風へと走り続けたら、身近に触れる幸せにたどり着いていた。“生き方”を強烈に問いながらも、じんわり温かい、壮大な旅の軌跡がここにある」
映画評論家・町山智浩さん
「在日として生まれ、生きることが、こんなにも痛くて、楽しくて、切なくて、おかしくて、愛おしくて、力強いって、知ってました?」
【目次】
第1章 いじめと差別
最初の記憶/ウトロ地区/「岡本昌幸」になった/おばあちゃんの跳び膝蹴り/無視/「ちょうせん人死ね!」/暴力の日々/おかん、校長室に登場
第2章 ジャグリングとの出会い
「コロコロ」が学校生活を変えた/ハイパーヨーヨーに夢中/初めてのステージ/ジャグリングとの出会い/国籍を選ぶということ/おかん、職員室で啖呵切る
第3章 世界的プロパフォーマーへ
入国でひと騒動/まさかの結果/9・11の衝撃、アメリカとヨルダン/韓国への揺れる想い/大道芸ワールドカップ その1/大道芸ワールドカップ その2/ヨルダン再び/北野武さんの言葉と、テレビの反響/ケニア・南アフリカ編/マイケル・ジャクソンの「そっくりさん」?/ブラジルのファベーラ編/パレスチナの難民キャンプ編
第4章 ルーツを辿る旅
韓国編/北朝鮮編/金正恩に話しかけられた/サハリン編
第5章 僕の「役割」
ハラボジの遺言/パフォーマーの苦しみ/哀しみのハンメ/ヘイトデモの青年/学校の講演会で
【試し読み】
ホーム社の文芸サイトHB(エイチビー)で、本書の一部を試し読み公開しています。
HB ホーム社文芸図書WEBサイト
https://hb.homesha.co.jp/
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著者紹介
著者:ちゃんへん.
本名は金昌幸(キム・チャンヘン)。1985年、京都府宇治市生まれ。中学2年の時にジャグリングと出会い、翌年には米国のパフォーマンスコンテストで優勝。『大道芸ワールドカップ2002』では出場者中最年少17歳ながら人気投票1位を獲得。高校卒業後は海外で本格的にプロパフォーマーとして活動し、これまで世界82の国と地域で公演。マイケル・ジャクソン、金正恩の前でもパフォーマンスを披露した。
オーストラリア『第50回ムーンバフェスティバル』にて最優秀パフォーマー賞を受賞。
2009年からは活動の拠点を日本に置き、現在は国内外で年間200を数える公演を行っている。
構成:木村元彦(きむら・ゆきひこ)
1962年愛知県生まれ。中央大学卒。ノンフィクションライター。主な著書に『オシムの言葉』(集英社文庫)、『蹴る群れ』(集英社文庫)、『無冠、されど至強 東京朝鮮高校サッカー部と金明植の時代』(ころから)など。
配信元企業:株式会社ホーム社
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