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建築物の金属製内外装工事を手がける菊川工業株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:宇津野嘉彦、以下菊川)は、菊川ならではの金属加工技術を紹介する動画シリーズの第3弾となる「8メートル・ベンダー」を7月28日より公開開始しました。
■■ 動画のURL https://youtu.be/JKmTtU3wKXU ■■
■ 菊川の金属加工技術解説動画シリーズ
本動画シリーズは、「千葉工場の外でも技術を見たい」といったお客様の声を受けて、菊川のオーダーメイドの製品製作技術の中でも希少あるいは先進的な4種の技術を選び、視覚的にまとめたものです。これらの動画を通じて「菊川が出来ること」をわかりやすくお伝えすることで、菊川の技術をより多くの方に知っていただき、認知度向上によりお客様のデザインの可能性を広げていただくことを目指しています。
■ 「8メートル・ベンダー」と曲げる技術
「8メートル・ベンダー」は曲げ加工(通称、曲げ)を実現するプレス設備の一種で、業界最大級の特注設備です。
金属加工において必要不可欠な「曲げ技術」。同技術のページは2020年中に当社のWebサイトのテクノロジーのカテゴリーの中で最も多く最初に見られているページ(ランディングページ)で、工場見学でも必ず見ていただく技術です。また、金属建材においては、機能面では溶接より美しく強度を保てる加工法として、デザイン面ではパネルとパネルの間にある目地を最小限にし、壁を一体物に見せるといった意匠のご要望にお応えすることを可能にすることから、重宝されています。
一般的に一回の加工で曲げられる寸法は4~5メートルまでですが、菊川はお客様のご要望にお応えするために業界最大級の「8メートル・ベンダー」を特注し、導入。一度に8メートルまでの長尺曲げを実現することを可能にしました。また、これまで培ってきた菊川の曲げ技術のノウハウを併せることで、通常の曲げに加えて、カーブをつけるR曲げ、斜めの曲げ、扇状の曲げや、凹凸が繰り返される蛇腹曲げなど、さまざまな曲げを実現することが出来ます。
今回の動画では、「8メートル・ベンダー」の設備や特殊加工「長尺曲げ」を行う様子、そして高品質な曲げを実現する菊川の舞台裏をご紹介しています。
■ 「8メートル・ベンダー」を活用した施工事例
2018年に東京都千代田区に竣工した「大手町プレイス」は、低層部を等間隔で囲う丸柱が印象的な建物です。地下1階から4階まで突き抜け、繋がるデザインを実現するために、丸柱のパネルは目地を最小限に抑える必要があり、通常より幅が広く、長尺のパネルが必要とされました。
菊川は、最大6メートルを超える丸柱パネルを8メートル・ベンダーを使うことで実現し、意匠の実現に寄与しています。
■ 技術解説動画の効果
これまで発表してきた動画シリーズは、2本ともに平均視聴時間が1分を超えており、視聴維持率*1は第1弾の「インクリメンタル・フォーミング」が67.3%、第2弾の「ファイバーレーザー溶接」が73.6%と高水準を記録しています。またオーダーメイドという性質上、工場内で日々活用している技術が異なりタイミングよく見たい技術が見られないなどの課題の克服、そして新型コロナ対策として接触削減や県外移動の削減にも本動画シリーズは活用されています。
第4弾の「FSW(摩擦攪拌接合)」動画も、随時公開予定です。
*1 視聴維持率:一つの動画を視聴者がどれくらいの時間、閲覧し続けていたかを指す数値。動画の各時点での視聴回数を動画の全視聴回数で割った割合。
■ 菊川工業会社概要
[社名] 菊川工業 株式会社
[代表者] 宇津野 嘉彦(うつの・よしひこ)
[所在地] 本社:東京都墨田区菊川2-18-12
工場:千葉県白井市中98-15
[設立] 1933年11月1日
[従業員数] 200名(2019年12月20日現在)
[URL] https://www.kikukawa.com
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000219459&id=bodyimage2】
配信元企業:菊川工業株式会社
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