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株式会社プロット(本社:大阪市北区、代表取締役社長:津島 裕)は、ネットワーク分離環境内でのファイル授受・無害化を行う「Smooth File ネットワーク分離モデル」に、LGWAN接続環境から直接外部との安全なファイル授受を実現する新機能を実装し、2020年10月よりマイナーバージョンアップ版として出荷開始することを本日発表いたします。
【ネットワーク分離環境下での外部とのファイル授受における課題】
多くの地方自治体は、セキュリティ強化のために「重要ネットワーク(LGWAN接続ネットワーク)」と「インターネット接続可能ネットワーク」とを分離しています。「ネットワークの分離」はセキュリティレベルを飛躍的にアップできるメリットがある一方で、ファイル授受の手間が増加するデメリットもあります。特に重要ネットワークから外部組織とのファイル授受を行う際は作業手順が多く、20以上もの作業ステップを必要とするケースも存在し、作業効率の問題を抱えていました。
【課題解決手段】
「Smooth File ネットワーク分離モデル」は、重要ネットワークとインターネット接続可能ネットワーク間の安全なファイル授受を実現する製品です。また「Smooth File 6」は、外部組織との安全なファイル授受を実現する製品です。この性質の異なる2つの製品を、WEB-APIを利用して自動的に連携させることにより、重要ネットワーク内から外部との直接のファイル授受を実現しました。
WEB-API用の通信は、インターネット接続セグメントからインターネットに向けて一般的に活用されているHTTPS通信と同じもの利用するため、本連携のために別途専用の通信を開放する必要は無く、セキュリティレベルと高い利便性を両立しています。
【本リリースのポイント】
今回発表する「Smooth File ネットワーク分離モデル」のバージョンアップにより、従来課題となっていた重要ネットワークから外部とのファイルの授受の手間を1/3以下に抑える事が可能になります。利用者の利便性を飛躍的に向上させ、安全で簡単な外部とのファイル授受を実現します。セキュリティレベルを落とすことなく、またネットワークが分離されていることを意識することなく利用できる本機能により、多くの利用者の業務効率アップが期待できます。本機能は「Smooth Fileネットワーク分離モデル」のマイナーバージョンアップ版として出荷されるため、既に両システムをご利用中の組織であれば無料で活用いただけます。
【本バージョンアップにおける4つのメリット】
1.外部とのファイル授受の手間が1/3以下に!業務負担を軽減
重要ネットワークから外部へのファイル授受登録を行うだけで、システム同士が相互に自動連携し、外部との安全なファイル授受を実現します。これにより作業工数は従来の1/3以下になります。
2.余計なポート開放は不要!セキュリティレベルを維持
利便性は飛躍的に向上しますが、セキュリティレベルは維持されます。従来解放されていたポートをそのまま活用するため、余計な穴を開ける必要はありません。
3.ネットワーク構成や運用も変更不要!簡単に後付け可能
面倒なネットワーク構成変更は要りません。「Smooth File ネットワーク分離モデル」「Smooth File 6」を既にご利用中の場合でも簡単に連携させる事ができます。いずれかを後付けする事も可能です。
4.クラウドもOK!ASP・Saas安全信頼性情報開示認定で安心
「外部とのファイル授受」を担う「Smooth File 6」は「Smooth Fileクラウド」でも代替可能です。地方自治体にとっては、クラウドバイデフォルト宣言に則り採用し易いものとなっています。
また、Smooth Fileクラウドは、ASP・SaaS安全・信頼性に係る情報開示認定を取得しています。これは、総務省等が定めた各種ガイドライン、情報開示指針をもとに、安全・信頼性に係る情報を適切に開示し、かつ一定の要件を満たすサービスを第三者が認定するものです。クラウドサービス導入を検討される地方自治体や企業にとって、安心してご利用いただけるサービスです。
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■ご案内ページ
https://www.smoothfile.jp/separation/api/
【Smooth File ネットワーク分離モデルについて】
プロットが開発・提供する、分離されたネットワーク間での安全なファイル交換を実現する「ファイル交換ソリューション」です。Microsoft OfficeファイルやPDFファイル、画像ファイルから、マクロ領域やメタ領域・スクリプト領域、埋め込みオブジェクトなどを除去する「ファイル無害化機能」を搭載する特徴を持ち、自治体をはじめとして400を超える組織に導入いただいております。2つのネットワーク間でのファイル交換だけでなく、3つに分離された環境でも1台で安全なファイル交換を実現する特許も保有します。
インターネット系ネットワークと基幹系ネットワーク間での全てのファイルのやり取りのログを蓄積する事は勿論、ファイル移動時の上長承認機能や各種制限などを、導入組織のセキュリティポリシーに合わせ、柔軟な運用が可能な点と高い利便性が評価されています。
(https://www.smoothfile.jp/separation/)
【株式会社プロットについて】
プロットは2018年に創業50周年を迎えた情報セキュリティ専門家集団です。「私たちにしかできないことで、社会をセキュリティの脅威から守る」というミッション実現に向け、ファイル送受信の効率化、ファイルやメールの無害化対策、標的型攻撃メール対策など民間企業、公共機関問わずご利用いただけるソリューションを自社開発にて提供しています。(https://www.plott.co.jp/)
【商標について】
※記載されている会社名、商品名は、各社の登録商標または商標です。
※プレスリリースに記載された仕様、サービス内容などは現在のものです。
その後予告なしに変更されることがあります。予めご了承ください。
===本件に関するお問い合わせ============================
広報担当:坂田、上田
Tel 03-5730-1400、052-228-6655
E-MAIL: sales@plott.co.jp
配信元企業:株式会社プロット
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