株式会社パテント・リザルトは6月29日、独自に分類したハウスメーカー業界の企業を対象に、2019年の特許審査過程において他社特許への拒絶理由として引用された特許件数を企業別に集計した「ハウスメーカー業界 他社牽制力ランキング2019」をまとめました。この集計により、直近の技術開発において競合他社が権利化する上で、阻害要因となる先行技術を多数保有している先進的な企業が明らかになります。

 集計の結果、2019年に最も引用された企業は、ミサワホーム、次いで積水ハウス、大和ハウス工業となりました。



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 1位 ミサワホームの最も引用された特許は「間接照明構造」に関する技術で、竹中工務店、LIXIL、旭化成ホームズが各1件、合計3件の審査過程で引用されています。このほかには「洗面所の採光構造」に関する技術などが引用された件数の多い特許として挙げられます。
 2019年にミサワホームの特許によって影響を受けた件数が最も多い企業は旭化成ホームズ(20件)で、次いで大和ハウス工業(19件)、積水化学工業(16件)となっています。

 2位 積水ハウスの最も引用された特許は「二世帯住宅」に関する技術で、旭化成ホームズなどの計3件の審査過程において引用されています。このほかには「CG画像による建築物の表面材切換表示方法」に関する技術や「手摺付き玄関収納」に関する技術などが、引用された件数の多い特許として挙げられます。
2019年に積水ハウスの特許によって影響を受けた件数が最も多い企業は大和ハウス工業(19件)で、次いで旭化成ホー ムズ(14件)、竹中工務店とパナソニック(いずれも10件)となっています。

 3位 大和ハウス工業の最も引用された特許は「エネルギー使用状況表示システム及びエネルギー使用状況表示方法」に関する技術で、ノーリツやパナソニックIPなどの計3件の審査過程において引用されています。
 2019年に大和ハウス工業の特許によって影響を受けた件数が最も多い企業はパナソニック(7件)で、日本製鉄、積水化学工業(いずれも5件)と続いています。

 そのほか、4位のトヨタホームは「ユーザの体調、精神状態等の健康状態に客観的に適した音楽・音声等のコンテンツを自動で再生する技術」が、5位の住友林業は「基礎版とこの基礎版上に立ち上げられる立上げ部とを有する建築物基礎を効率よく形成する技術」が、最も引用された特許として挙げられます。

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【本件に関するお問い合せ先】
株式会社パテント・リザルト 事業本部 営業グループ
Tel:03-5802-6580
Fax:03-5802-8271
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情報提供元: Dream News
記事名:「 【ハウスメーカー業界】他社牽制力ランキング2019 トップ3はミサワホーム、積水ハウス、大和ハウス工業