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1916年(大正5年)に創業したカイドージュエリー(株式会社 海道時計店)は創業104年を迎え、老舗としての宝飾品に関するノウハウを活かしながら、デジタルを用いた最新のオーダーメイドシステムを導入し、2020年4月30日より「あつらえジュエリー」としてサービスを開始しました。
今回導入したのは「デジタルジュエリー(R)」と呼ばれる【3D CADによる立体デザイン】、【360°方向から見られるCGデザイン画】、【3Dプリンターでの原型製作】を用いたシステムです。デジタルジュエリー(R)の導入は福井県では唯一、また北陸では初めての試みです。
ジュエリーのオーダーメイドと聞くと特別な一点ものを作る為高額なイメージでしたが、工程のほとんどを自社内で担うことで中間マージンや余分なコストがカットでき、既製品を購入するのと同等の価格で"あつらえ"ることが可能となりました。
またこれまでのオーダーメイドと大きく異なるのは試着が出来るという点です。3D CADによってデザインをしたジュエリーを店頭に設置している3Dプリンターで出力をすることで、完成を待たずして試着ができ、身に着けた時のサイズ感やジュエリーのバランスなどが確認できます。CGデザイン画と併せて、試着が出来ることで完成予想がよりリアルにでき、イメージと完成品との相違が生まれにくくなりました。
創業以来「バカ真面目」な商いをモットーとしてきたカイドージュエリーですが、「歴史に驕らず、当店を信頼して依頼をしてくださるお客様に目で見える安心を提供したい」とデジタルジュエリー(R)の導入に至りました。デザインを担うのは、デジタルジュエリー(R)協会公認デザイナーの寺前公恵(29)です。大学進学の為東京へ上京し、航空会社に一度就職したものの「100周年を迎えた実家の店をまた次の100年に繋げたい」という思いから、4年前に航空会社を退職し家業を手伝い始めました。 「時代の変遷と共にジュエリーショップも変わっていかなければならない。ただ商品を売るだけではなく、お客様が一緒に楽しめる店にしていきたい。その上でデジタルジュエリー(R)はオーダーメイドの工程をお客様に楽しんで頂ける、ひとつのエンターテイメントとなる」と新しい時代を歩み始める準備を進めています。
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デジタルジュエリー(R)は同店において全てのオーダーメイドの基本となります。使わなくなった古いデザインのジュエリーを作り替えるジュエリーリフォームから、一生を共にするブライダルジュエリーまで、一人一人の理想を元に世界に一つだけのジュエリーにおあつらえ致します。これまでのジュエリーリフォームは既成の枠を利用し、石のサイズによって選べるデザインが限られていましたが、デジタルジュエリー(R)では石の大きさに合わせて枠を自由自在にデザインができる為、デザインの選択肢が無限に広がります。ブライダルジュエリーにおいても、デザインに二人のイニシャルをさりげなくあしらったものなど、ほかの誰とも同じではない「たった二人だけ」の結婚指輪を作ることができます。
また、遠方で来店が出来ない顧客にはテレビ会議アプリ『ZOOM』とコミュニケーションアプリ『LINE』で対応を行っています。オンライン上の画面共有にてデザインを相談し、以降のやりとりはすべてLINEにて共有。試着用のサンプルや完成品は自宅に配送することで非来店型オーダーメイドを可能にしています。
対面販売や紙媒体での情報共有などアナログで100年続けてきた商いをこれからはデジタルにシフトし、『老舗宝飾店×デジタル』で、顧客にとっての「究極のジュエリー」を提案していきたいと考えます。
カイドージュエリーウェブサイト http://www.kaido-co.jp/
あつらえリフォームYouTube動画 https://youtu.be/gorl6_I97WQ
配信元企業:株式会社海道時計店
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