女性向けコワーキングスペース&コミュニティを運営する株式会社ブルーコンパス(神奈川県横浜市 代表取締役 蜂谷詠子)は、2020年4月15日~24日の期間で、神奈川県を中心に20代~60代の女性起業家を対象に「新型コロナウイルス感染症による事業への影響と必要な支援」についての調査を実施いたしました。

調査要項
1:調査期間:2020年4月15日~24日
2:調査対象:神奈川県の女性起業家163名(個人事業主64%、法人28%、その他8%)
3:調査方法:Webアンケート

<サマリー>
1.活動場所に困っている女性起業家は36%。
2.ITスキルや情報収集スキルが不足していると感じている女性起業家が34%。
3.必要な支援として運転資金をあげた女性起業家は33%。
(また、事業資金以外にベビーシッターなど自宅で集中して仕事を続けるために必要な助成金を希望する声も多い。)
4.「特に困っていない」女性起業家は13%

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000214824&id=bodyimage1







●「活動場所について」課題をあげている人のうち、32%が家族や時間管理に対しての課題を回答しました。

自由回答欄
・リモートWORKで、子育て、仕事、家事がすべて一人の女性の方にかかっている状況です。そこを支える様な制度が必要だと思います。
・ベビーシッター等自宅で子供を見てくれるサービスに使える補助金があると有難い。
・集中して仕事のできる環境づくり全般の支援があると助かります。



【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000214824&id=bodyimage2







●「困っていること、必要な支援」として「スキル不足への支援」をあげている人のうち、80%が「ITに関するスキル」へのサポートの必要性を回答しました。

自由回答欄
・そもそもオンライン会議ツールへの接続方法すらわからないので、0から教えて欲しい。
・IT系の具体的な勉強会。機材のレンタルができると嬉しい。
・初心者でも簡単に使えるITスキルのマニュアルが欲しい。



【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000214824&id=bodyimage3







●「資金への支援」を希望する女性も33%いましたが、それ以外に補助金申請などの情報をキャッチできない、理解できない女性も多数存在しており、簡素化を望む声もありました。また、個人事業主の必要な支援1位は「スキルへのサポート」であるのに対し、法人の求める必要な支援1位は38%で「資金への支援」でした。

自由回答欄
・コロナの影響で仕事が滞っており、オフィスの家賃が払い続けられるか不安です。
・助成金のサイトの情報では、自分が対象かすらよくわからない。もっとわかりやすく書いて欲しい。
・新型コロナに関する、補助金・給付金・助成金の個別相談会があると嬉しいです。
・NPOが給付金の対象になるかわからない?どこの窓口に相談していいのでしょうか?



【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000214824&id=bodyimage4







●最後に
今回のアンケート結果において、自由解答欄には「ITスキル不足」と「家庭(育児)」に関する記載が多く見受けられました。

【ITスキル不足・事業オンライン化の矛盾】
外出自粛要請により、自身の事業のオンライン化を目指す声が多い一方で、ITスキルが十分ではなく事業のオンライン化が進まないという声も見受けられました。 ITスキルアップのためのセミナーそのものがオンラインで開催されているため、参加ハードルが非常に高いといった様子が見られます。
以上のことから、ITスキルがそれほど高くない女性であっても、ITスキルを積極的に高め、事業オンライン化にチャレンジできるような環境が必要であると感じました。

【育児領域の拡大】
学校休校により、育児すべき対象である年齢「育児領域」そのものが拡大していることがわかりました。
今回の休校要請以降は、本来学校が提供してきた「教育」「食事」「遊び」「コミュニケーション」などのすべてを母親が負担することになり、今までであればそれほど手がかかっていなかった小学校高学年以上の子どもに対しても、「勉強を見る」「(給食がないため)食事を作る」といった負担が増加し、育児領域が拡大したと言えます。
以上のことから、子どもをもつ母親が起業をはじめ自身の活動時間を確保するためには、学校やその他の代替施設が正常に機能することが必要不可欠であるということがわかりました。






今回の調査結果を踏まえ、ブルーコンパスではスキルアップや活動場所の拡大をはじめ、様々な女性起業家支援を引き続き実施していきます。






●ブルーコンパスについて
*神奈川なでしこブランド2019 認定
*かながわSDGsパートナー第3期 登録

ブルーコンパスは横浜駅東口徒歩4分にある、女性専用ワーキングスペース&コミュニティです。
持続可能な世界の実現に向け、SDGsを踏まえた活動を通じ、社会課題の解決に積極的に取り組んでいます。
法人登記が可能な住所利用、お仕事・打合せ・ワークショップ開催の場所としてコワーキング利用など、女性が安心して仕事ができる環境を提供しています。
また様々なロールモデルに出会うことができる女子専用の学習塾も運営し、女性起業家が講師として活躍できる環境を構築しています。

〒220-0023
神奈川県横浜市西区平沼一丁目40番1号 嶋森ビル8階

営業時間:
・貸切利用(要予約):平日・土日祝 7時~22時
・コワーキング会員:平日9時~22時(土日祝は貸切がなければ利用可能)
・一般:平日9時~17時



配信元企業:株式会社ブルーコンパス
プレスリリース詳細へ

ドリームニューストップへ
情報提供元: Dream News
記事名:「 ブルーコンパス、女性起業家を対象に「新型コロナウイルス感染症による事業への影響と必要な支援」についての調査を実施。