OnRobotが食品グレード認証済み新Soft Gripperを発表 難易度の高いピック＆プレース・アプリケーションも柔軟なハンドリングで実現 各種規格外形状や繊細なオブジェクトのピッキングに対応

デンマーク、オーデンセ、2020年4月7日：各種協働型プラグアンドプロデュース・ツールのメーカーであるOnRobotの新しいSoft Gripperにより、卵やフルーツ、ボトルなど規格外形状の容器まで、さまざまな品目のハンドリングが必要とされる、食品・飲料、化粧品、医薬品などの衛生的アプリケーションの自動化が容易になります。柔軟性に優れたOnRobotのSoft Gripperは、5指および4指構造の交換可能なシリコンカップ3種を利用し、繊細かつ正確なタッチで、2.2kg以下のほぼすべての小型オブジェクトを掴むことができます。この電動式Soft Gripperは、食品グレード認証（FDA 21 CFR「無脂肪品」およびEC 1935/2004規制に準拠）を受けているほか、従来型の真空グリッパーのように外気を供給する必要がないため、コストと煩雑性を削減できます。

OnRobotの最高経営責任者（CEO）、Enrico Krog Iversenは次のように述べています。「OnRobotの新しいSoft Gripperは、繊細な規格外オブジェクトを強い力で掴んで持ち上げる、既存の競合品に代わる製品です。特許登録されている競合品とは異なり、Soft GripperはOnRobotのOne System Solutionを介して、協働ロボットや小型の産業用ロボットに簡単に接続することができます。」

受賞歴のあるOnRobotのOne System Solutionは、業界をリードするロボットアームとOnRobotのあらゆるアームエンド・ツーリング（EoAT）間のメカニカル・電気インターフェースを統一させるプラットフォームです。新たにABB RoboticsとHanwha Precision Machineryのロボットも統合できるように拡張しました。そのため、あらゆるOnRobot製品のメカニカル・電気インターフェースから、これらの新たに追加されたロボットを簡単に統合でき、最速で投資利益率（ROI）を達成することが可能になります。

Soft Gripperは食品や飲料に理想的なグリッパーですが、製造や包装作業に求められる柔軟で、繊細な把持にも対応しています。

Soft Gripperの特長：

● 最大可搬重量：2.2kg（ハンドリング対象オブジェクトの形状、柔軟度、摩擦による）
● 把持面：10mm～118mm（使用するカップによる）
● FDA認証
● 柔軟性に優れた交換可能なシリコンカップ
● 繊細なオブジェクトや規格外形状のハンドリングに最適
● 外気の供給不要
● あらゆる大手ロボットブランドとシームレスに統合し、迅速かつ柔軟な展開が可能

◆新製品 Soft Gripper
◆主要ロボットアームに簡単に取り付け可能

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＜OnRobot について＞
OnRobotは、電動式グリッパー、力覚トルク・センサー、真空グリッパー、受賞歴のあるGeckoグリッパー、ツール・チェンジャーなど、さまざまな協働アプリケーションツールを取り揃えています。これらの新しい製品群を組み合わせることで、包装、品質管理、材料ハンドリング、マシンテンディング、組み立て、表面仕上げなどの作業をより迅速かつ容易に自動化することが可能になります。デンマーク、オーデンセに本社を構え、ダラス、ゾースト（ドイツ）、バルセロナ、ワルシャワ、上海、東京、ソウル、シンガポール、ブダペストにも事業所を置いています。詳細はhttps://onrobot.com/jaをご覧ください。



配信元企業：OnRobot Japan株式会社
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