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4月9日ーイプソスが世界15カ国で実施した世論調査で、新型コロナウイルスの感染拡大を食い止めるために、1か国を除くすべての対象国で過半数が自宅待機や自己隔離をしていると回答しました。唯一の例外は日本でした。
4月2日~4日、28,000人を対象に実施された調査で「コロナウイルスの大流行と闘うために自主隔離、自宅待機して家にいる」と答えた日本の対象者はわずか15%でした。日本人も外出は控えてはいるものの、「自主隔離、自宅待機」という定義にはまだ当てはまっていないと感じているようです。
現在、5人に4人以上が自主隔離をしていると回答している国は、スペイン (95%) 、ベトナム (94%) 、フランス (90%) 、ブラジル (89%) 、メキシコ (88%) 、ロシア (85%) 、アメリカ、インド (84%) です。半分の調査対象国では、自主隔離のピークは2週間前で、以降の動きはあまりありません。
しかし、中国 (-4ポイント) 、インド (-3) 、ドイツ (-3) など一部の国ではこの一週間で自主隔離が少し減少している様子が見られます。最も自主隔離が進んだ国はロシア (+23ポイント) で、次いでベトナム (+16) 、オーストラリア (+11) 、メキシコ (+8) と続いています。
全体として、ほとんどの調査対象国で自主隔離は国民に受け入れられるようになっていることがこのデータからわかります。政府がその対策を実施しているだけでなく、市民のほとんどがその対策に従い、自宅にこもっているのです。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000213198&id=bodyimage1】
本調査について:
これは、イプソスがグローバルアドバイザー調査のオンラインプラットフォームを使用して、2020年4月2日~4日に実施した調査の結果です。アメリカ、カナダでは18~74歳、オーストラリア、ブラジル、中国、フランス、ドイツ、イタリア、インド、日本、メキシコ、ロシア、ベトナム、イギリスでは16~74歳の約28,000人を対象として実施しました。可能な場合は、3月に実施した追跡調査の結果および2月調査の結果の一部を提示しました。
イプソスについて:
1975年創業。イプソスはリサーチのプロフェッショナルが経営する世界第3位のグローバル市場調査会社です。世界90カ国の拠点では、16,000人以上のスタッフが、5,000を越えるクライアントにサービスを提供しています。年間の実施インタビュー数は4,700万件以上に上ります。GreenBook Research Industry Trend Report 2019で最もイノベイティブなリサーチ会社に選ばれました。Ipsos in Japan ホームページ: https://www.ipsos.com/ja-jp
【本件に関するお問い合わせ先】
イプソス株式会社 マーケティング&コミュニケーション担当
TEL: 03-6867-8001 Email: japan.info@ipsos.com
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