2018年度の業務用冷凍食品市場は、前年度比1.4%増の9,261億円となった。堅調な推移が続く要因としては、調理現場の人手不足、インバウンド需要の拡大、凍結技術の向上などが挙げられる。当資料では、業務用冷凍食品を農産物、水産物、フライ類、デザート・菓子、調理食品類、麺類など14分野に分類し、市場規模、商品分析、今後の市場性、参入企業の取り組み等を分析している。

概要
◆2018年度の業務用冷凍食品の市場規模は、前年度比1.4%増の9,261億円となった。同市場は、調理現場の人手不足、インバウンド需要の拡大、凍結技術の向上などがプラス要因となり、堅調な推移が続いている。

◆主要10分野の伸長率をみると、10分野中6分野が前年度を上回った。このうち、水産物とデザート・菓子は前年度比3%以上増加。水産物は、自然解凍に対応した煮魚・焼魚や下処理済みの寿司種が人手不足の現場をサポートする商品として幅広い業態から引き合いが増えている。また、デザート・菓子は、訪日外国人客の増加を追い風にホテルの朝食バイキングやビュッフェ等でニーズが高まっている。

◆業態別では、中食ルートの主力業態であるスーパーおよびCVS向けが前年度比2%以上伸長。外食ルートでは飲食店やホテル、給食では病院・介護施設向けが前年度を上回った。各業態では、深刻な人手不足を背景に、簡便・時短調理や廃棄ロスの削減が可能な冷凍食品を利用するケースが増えている。

◆2019年度は前年度比2.3%増の9,473億円となる見込み。メーカー各社は、オペレーションの簡便化・省力化を訴求した商品の開発、業態別のニーズに応じたメニュー提案を強化し、需要の取り込みを図っている。

◆当資料では、業務用冷凍食品を14分野((1)農産物、(2)水産物、(3)畜産物、(4)フライ類、(5)ハンバーグ・肉団子、(6)餃子・焼売・春巻、(7)卵製品、(8)調理食品類、(9)麺類、(10)米飯、(11)スナック、(12)パン、(13)デザート・菓子、(14)介護食)に分類して調査を実施。市場規模、企業別シェア、商品分析、今後の市場性、参入企業の動向などについてレポートしている。



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TPC市場調査レポート
「2020年 業務用冷凍食品の市場分析調査」
―「人手不足」「インバウンド需要」「凍結技術の向上」により拡大が続く―
詳細はこちら>> http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/mr110200498
資料体裁:A4判140頁
発刊日:2020年3月26日
頒価:97,000円(税抜)

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所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよび調査レポートの出版
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情報提供元: Dream News
記事名:「 TPCマーケティングリサーチ株式会社、2020年 業務用冷凍食品市場について調査結果を発表