Webシステムやアプリの企画・開発を手がける株式会社神戸デジタル・ラボ(本社:兵庫県神戸市中央区、代表取締役社長:永吉一郎、以下 KDL)は、2020年3月20日にオープンする四国最大級の「四国水族館」(所在地:香川県綾歌郡、館長:松沢慶将、以下 四国水族館)の常設展示のひとつとして、黒電話と壁面に設置するグラフィックを利用しアート作品のように展示するAIを使った黒電話型解説システム「AI shAIne」(エーアイシャイン、以下 AI shAIne)の開発を担当させていただきました。

■AI shAIneの楽しみ方
AI解説は、館内二カ所(本館1階の「瀬戸内ゾーン」「太平洋ゾーン」)に設置され、どなたでもご利用いただくことができます。

電話のそばに設置する電話帳(タブレット端末)で、質問したいことに合わせて電話番号を調べ、「四万十 鮫介(しまんと こうすけ)23歳」「瀬戸内 杏菜(せとうち あんな)23歳」「仁淀 一(によど はじめ)23歳」の誰かに電話をかけます。質問はひとつでなくても構いません。キャラクター化した水族館スタッフとのやり取りをお楽しみください。

また、質問内容は音声認識で自動的にグラフィック画面に表示されますので、質問をしている本人でなくても内容を見ることができます。KDL開発者おすすめの質問は「あさりとしじみの違いは何ですか」です!ご来館の際はぜひ聞いてみてください。

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■AI解説のこだわり
電話をかける前の画面は陸から水面を見ているアニメーションですが、電話をかけると海の中に潜っていくようなアニメーションに変化します。より生き物たちに近づいて、生き物の事を知っていただけるように視覚からもアプローチしました。

オープン当初は想定される質問と回答を四国水族館の担当者様よりいただき設定しますが、来館者の皆さまからの質問に答えられるよう、どんどん学習し成長していく予定です。

■四国水族館 広報担当様からのコメント
「AI shAIne」は、得意分野ごとに話し方や声色が異なる3つのキャラクターを設定しています。ネーミングは、3人の案内人も私たちと同じ当館の一員(社員)であり、当館の社員として“輝いて”ほしいという願いを込めました。また、当館を訪れる度に回答バリエーションが増え、AI自体が成長していく様子もお楽しみいただきたいと考えております。

■開発者からのコメント(KDL 高橋永成)
黒電話が置かれているだけでは、何か分からず使っていただけるのか不安がありました。ですので、来館者が使いやすいように電話帳アプリを置き、分かり易いデザインにこだわりました。
また、不定期で黒電話を鳴らすことで、黒電話の存在に気付いていただく工夫も施しました。鳴り響く黒電話の受話器を上げると「AI shAIne」に繋がり、これまでの展示で不思議に思ったことや生き物の生態、館内案内、今日の運勢などのコンテンツを質問いただけます。懐かしい黒電話と最新のAI技術の一風変わったコラボレーションをお楽しみください。

■四国の圧倒的な水景テーマに
太平洋や瀬戸内海、清流四万十川や仁淀川など、多様性に満ちた四国の水景をテーマにした展示が特徴です。
また香川県と岡山県で3年に一度開催される、瀬戸内海の島々を舞台に開催される現代美術の国際芸術祭「瀬戸内国際芸術祭」を意識し、水槽をアート作品のように見せる工夫も施されています。(四国水族館公式サイト: http://shikoku-aquarium.jp/

【会社概要】
社名 : 株式会社 神戸デジタル・ラボ
代表者 : 代表取締役社長 永吉一郎
所在地 :(本  社)〒650-0034 兵庫県神戸市中央区京町72番地 新クレセントビル
(東京オフィス)〒103-0027 東京都中央区日本橋2丁目1-3
アーバンネット日本橋二丁目ビル10F
設立 : 1995年10月
資本金 : 2億995万円
従業員数 : 146名(2019年12月現在)
URL : https://www.kdl.co.jp/

【本件に関するお問い合わせ先】
※取材など随時対応しますので、お気軽にお問い合わせください。

株式会社 神戸デジタル・ラボ
担当 :プログレッシブ・デベロップメント 金谷、高橋
TEL :代表 078-327-2280
E-mail :info@kdl.co.jp



配信元企業:株式会社神戸デジタル・ラボ
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情報提供元: Dream News
記事名:「 水族館に黒電話!? AI技術とのコラボレーションで生き物をもっと身近に 2020年3月オープンの四国水族館のAI展示にKDLが開発協力