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非営利シンクタンク言論NPO(東京都中央区、代表:工藤泰志)は、1月30日(木)に言論NPO事務所にて公開フォーラムを開催し、「地球規模課題への国際協力の評価2020」を発表します。
これは、世界的な課題10分野に対する2019年の国際協力の進展への評価や、2020年におけるそれぞれの課題の重要度、解決に向けた見通しなどを明らかにするものです。
また、これに先立つ1月22日(水)、27日(月)、28日(火)にも、それぞれ気候変動、サイバー、経済・通商という重点3分野の公開座談会を実施し、これらの課題の解決に2020年はどのように取り組むべきなのか、議論します。
▼報道関係者の方のお申し込みはこちら
http://www.genron-npo.net/202001globalagenda-press.html
▼一般参加者の方のお申込みはこちら
http://www.genron-npo.net/202001globalagenda-general.html
「地球規模課題への国際協力の評価」は、米国の外交問題評議会が提案し、世界25カ国を代表するシンクタンクが共同で、2015年より毎年行っているものです。日本ではこれを言論NPOが担当しており、地球規模課題の解決や、規範に基づく世界秩序やルールの形成で日本の提案力を高め、国際世論への影響力を向上させることを目的に、日本語と英語で公表しています。言論NPOの評価は外交問題評議会のホームページに毎年掲載されるなど、世界の政策関係者からも注目されています。
言論NPOはこの実績をもとに、2020年から日本でも独自に評価を行うことにしました。日本のシンクタンクが地球規模課題に対する国際協力の進展を評価し、世界に発表するのは初めての試みとなります。
これは、ルールに基づく世界の自由秩序や多国間主義が動揺する中、その修復に向け、日本自身として世界の課題解決に対する主張を発信すると同時に、日本の社会にも、世界の課題を多くの人が考える舞台をつくることが必要だと考えているためです。この評価は、世界的課題への主張や解決策を日本から国際社会に発信する言論NPOの有識者会議「ワールド・アジェンダ・カウンシル(WAC)」が行い、日本国内の20氏を超える専門家・政策当事者へのヒアリングや、言論NPOに参加する日本の有識者約2000氏を対象にしたアンケート結果を踏まえて行われます。
報道関係者の皆様には、これら4つの議論にぜひご出席いただきたく、ご取材のためのお席を無料でご用意いたします。また、代表・工藤への個別取材も承っております。
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1/30(木)「地球規模課題への国際協力の評価2020」発表記念フォーラム
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主 催: 言論NPO
日 時: 2020年1月30日(木)13:30~18:00(13:00受付開始)
会 場: 言論NPOオフィス国際会議室(東京都中央区湊1丁目1-12 HSB鐵砲洲1階)
参 加 費: 無料
定 員: 先着100名
プログラム:
13:30-13:45 開会挨拶/工藤泰志(言論NPO代表)
「地球規模課題への国際協力評価2020」発表/西村友穂(言論NPO国際部部長)
13:45-15:00 地球規模課題への国際協力評価2020結果をどう見るか
パネリスト:岡村健司(財務省国際局長)
塚田玉樹(外務省地球規模課題審議官)
渡辺哲也(経済産業省大臣官房審議官(通商政策局担当))
司 会:工藤泰志(言論NPO代表)
15:10-16:30 2020年、世界の多国間主義やルールベースの秩序はどうなるか
パネリスト:河合正弘(東京大学公共政策大学院特任教授)
神保謙(慶應義塾大学総合政策学部教授)、他調整中
16:40-17:50 世界の変動期におけるシンクタンクの役割とは
パネリスト:大河原昭夫(日本国際交流センター理事長)
工藤泰志(言論NPO代表)
藤崎一郎(元駐米大使、中曽根世界平和研究所理事長)、他調整中
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「地球規模課題」重点3分野公開座談会
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主 催: 言論NPO
会 場: 言論NPOオフィス会議室(東京都中央区湊1丁目1-12 HSB鐵砲洲4階)
参 加 費: 無料
定 員: 各先着30名
(1)「2020年、私たちは気候変動問題にどう向かい合うべきか」(仮)
日 時:1月22日(水)16:30~17:30(16:00受付開始)
パネリスト:江守正多(国立環境研究所地球環境研究センター 副センター長)
亀山康子(国立環境研究所社会環境システム研究センター 副センター長)
藤野純一(地球環境戦略研究機関都市タスクフォースプログラムディレクター)、他調整中
司 会:工藤泰志(言論NPO代表)
(2)「2020年、サイバー空間のガバナンスをどう考えればいいのか」(仮)
日 時:1月27日(月)16:00~17:00(15:30受付開始)
パネリスト:川口貴久(東京海上日動リスクコンサルティング戦略・政治リスク研究所上席主任研究員)
小宮山功一朗(一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター 国際部マネージャ)、他調整中
司 会:工藤泰志(言論NPO代表)
(3)「2020年、世界の経済システムをどう考えればいいのか」(仮)
日 時:1月28日(火)15:30~16:30(15:00受付開始)
パネリスト:河合正弘(東京大学公共政策大学院特任教授)
中川淳司(中央学院大学現代教養学部教授)
細川昌彦(中部大学特任教授)
司 会:工藤泰志(言論NPO代表)
▼報道関係者の方のお申し込みはこちら
http://www.genron-npo.net/202001globalagenda-press.html
▼一般参加者の方のお申込みはこちら
http://www.genron-npo.net/202001globalagenda-general.html
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地球規模課題に対する言論NPOのオピニオン発信の取り組み
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言論NPOは、2012年より米国の外交問題評議会が主催する世界25カ国の主要シンクタンクによる国際会議「カウンシル・オブ・カウンシルズ(CoC)」に日本から唯一の常設メンバーとして参加し、日本の主張を継続的に発信しています。その中で痛感しているのは、ルールに基づく世界の自由秩序を維持・発展させるために日本への期待が高まっている一方、世界の課題解決に対する日本の発信力は弱いものにとどまっており、同時に、自身の専門領域を超えて世界の様々な課題領域を横断的に捉え、主張を形成できる専門家や実務者が、日本には極めて少ないということです。
言論NPOは、2016年に国内各分野の専門家でつくるワールド・アジェンダ・カウンシル(WAC)を立ち上げ、政府の実務者との意見交換や世界の課題を巡る公開座談会を定期的に行い、日本国内において世界の課題に挑む言論の力を強化してきました。
そして、2017年には、自由と民主主義の価値を共有するG7にインド、ブラジル等を加えた10カ国の有力シンクタンクトップが毎年東京に集まる「東京会議」を発足し、国際秩序と多国間主義の未来をG7議長国と日本政府に提案する仕組みをつくり上げました。
今回発表する「地球規模課題への国際協力の評価2020」の内容は、2020年2~3月に予定する「東京会議2020」の議論にも反映されることとなります。
【言論NPOとは】
言論NPOは、「健全な社会には、当事者意識を持った議論や、未来に向かう真剣な議論の舞台が必要」との思いから、2001年に設立された、独立、中立、非営利のネットワーク型シンクタンクです。世界的課題を巡る取り組みのほか、国内では毎年政権の実績評価の実施や選挙時の主要政党の公約評価、日本やアジアの民主主義のあり方を考える議論や、北東アジアの平和構築に向けた民間対話などに取り組んでいます。
配信元企業:認定NPO法人 言論NPO
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