[集英社クオータリー]コトバ
『kotoba』第38号、12月6日発売!

特集 戦争と共存

二つの世界大戦を経て、世界では様々な平和への努力が積み重ねられてきた。
しかし現在まで、戦争・紛争が絶えたことはなく、幾度となく新たな悲劇が繰り返されている。
人々は、戦争という選択肢を捨て去ることはできないのか?
宗教や民族の違いなどに関わる様々な恩讐を越えて、共存に向かうことはできないのか?
極東情勢、コソボ紛争、シリア内戦……。
争いを引き起こす構造を分析し、共存への道筋を考える。

【特集構成】
I 国家は共存し合えるのか?
姜 尚中 未来への共存に向けて日韓関係を読み解く
ノーム・チョムスキー 新自由主義はファシズムを招く
池上 彰 豊かさは戦争の抑止力になる
堤 未果 戦争の定義と哲学
明石 康 ミスター国連が語る共存の真実
山崎雅弘 差別や人権軽視は、いつか自分に牙を?く
佐藤 優 分節化する世界
藤原帰一 共存の作法
青山弘之 国民不在のシリア内戦
広瀬 隆 「共存」に最もふさわしい国、韓国と北朝鮮
佐藤賢一 「100の大罪」が教えること

II 個人は共存のために何ができるのか?
木村元彦 ミャンマー、ボスニアで見た対立と共存
佐藤忠男 映画で考える“戦争”と“和解”
大石芳野 戦争は終わっても終わらない
高坂はる香 戦争とピアニスト
大村次郷 自然への冒涜、人間の驕り、枯れ葉剤作戦
野崎 歓 寛容の精神――渡辺一夫と大江健三郎を読む
木澤佐登志 共存に愛は必要か

スペシャル・インタビュー
中村宇利 インターネット×完全暗号がもたらすコミュニティ経済の可能性

連載
大岡 玲 写真を読む
山下裕二 美を凝視する
川内有緒 見えないアート案内
鳥飼玖美子×斎藤兆史 亡国の英語教育――日本人と英語の未来
吉成真由美 知の巨人たち
中条省平 アルベール・カミュ――不条理に抗して生きるために――
奥本大三郎 ランボーとは何者か
小島道裕 見て楽しむ中世の古文書
タカザワケンジ いい写真とは何か
柳橋 閑 水を運ぶ人~スタジオジブリ証言録~
松原隆一郎 普遍と特殊
おほしんたろう おほことば

kotobaの森
著者インタビュー 荒木優太 『在野研究ビギナーズ―勝手にはじめる研究生活』
仲俣暁生 21世紀に書かれた「百年の名著」を読む
大村次郷 悠久のコトバ
山口 進 人は何を食べてきたか
町山智浩 映画の台詞


【発売日】
12月6日(季刊・3月、6月、9月、12月の各6日発売・土曜の場合は5日)

【定価】
本体:1336円+税

【お問い合わせ先】
集英社広報部 03-3230-6314



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情報提供元: Dream News
記事名:「 集英社クオータリー『kotoba』第38号 12月6日発売!